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【噴水台】韓国言論と晒し刑

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
法務部長官候補者のチョ・グク氏の記者懇談会の翌日である3日、韓国ポータルサイト「DAUM」のリアルタイム検索語1位は「謹弔韓国言論」だった。先月27日「チョ・グク頑張ってください」を筆頭に偽ニュースアウト(28日)→韓国言論死亡(29日)→法の通りに任命(30日)など「親文」支持層が検索語を上位にのせた。検察が3日、東洋(トンヤン)大学を押収捜索すると直ちに「見ている、政治検察」が検索語上位にのぼり、4日には「羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)召喚調査」が1位になった。

個別記者に向かっても攻撃した。2日、あるオンラインコミュニティには「チョ・グク記者懇談会質問記者計56人」というリストが共有された。「所属や名前、写真、質問内容などをまとめてデータベース化しよう」「この記者が過去にどのような記事を書いたのかも調べてみよう」などの書き込みも見られた。一問一答形式で攻撃的質問を投げた某記者のフェイスブックには約1000件の悪口が書き込まれた。

崔順実(チェ・スンシル)国政壟断事態が加速化した2016年11月、韓国記者協会主催の討論会に参加したソウル大学のイ・ジュンヌン教授は「(崔順実政局は)言論が大統領とその側近の権力型犯罪を告発して民主化に負った負債を返す機会」と話した。同時に「公式書類、当事者の証言など事実に基づいた証拠が報道につながった。党派性を越えて事実確認で権力批判に出たのは(韓国言論の)歴史的前進」と評価した。


「チョ・グク事態」を暴露するメディアの最近の報道は保守・進歩を問わない。激しいスクープ競争も崔順実事態以降3年ぶりだ。ただし、親文支持層の極端な「主流言論への反感」は過去と雲泥の差だ。匿名を求めたある言論学者は「率直に、コメントすることも恐ろしい。考えが少し違うだけで個人情報がさらされる」と伝えた。政治権力、資本権力と全く違う「群衆」という新しい権力が今韓国社会を揺るがしている。

チェ・ミヌ/政治チーム次長



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