「あいちトリエンナーレ2019」の津田大介芸術監督が2日、日本外国特派員協会で開かれた記者会見で「表現の不自由展・その後」について「会期中の再開目指したい」と話した。
ただし、津田氏は企画展再開に対していくつかのハードルが存在すると明らかにした。まず、展示中断の原因になった770件余りの脅迫性のメールに対する調査を警察が終え、安全かつ円滑な展示が行われるように展示会場の警備体制が強化されなければならず、その費用を誰が負担するかも解決しなければなければならないと指摘した。
また、安全な展示が可能かどうかを判断する検証委員会の中間報告の後で企画展の参加作家、実行委員、本展示会参加および撤収作家、専門家などが共にする公開討論会を経て再開を決める手続きを踏むことになると話した。津田氏は「ハードルをクリアして会期中の再開を目指したいとは思ってはいるが、今は明言はできない」と述べた。
これに先立ち、「平和の少女像」と昭和天皇が燃える姿を形象化した作品などが「表現の不自由展・その後」に出品された事実が伝えられ、企画展は開幕4日目の先月3日に中断された。
ただし、津田氏は企画展再開に対していくつかのハードルが存在すると明らかにした。まず、展示中断の原因になった770件余りの脅迫性のメールに対する調査を警察が終え、安全かつ円滑な展示が行われるように展示会場の警備体制が強化されなければならず、その費用を誰が負担するかも解決しなければなければならないと指摘した。
また、安全な展示が可能かどうかを判断する検証委員会の中間報告の後で企画展の参加作家、実行委員、本展示会参加および撤収作家、専門家などが共にする公開討論会を経て再開を決める手続きを踏むことになると話した。津田氏は「ハードルをクリアして会期中の再開を目指したいとは思ってはいるが、今は明言はできない」と述べた。
これに先立ち、「平和の少女像」と昭和天皇が燃える姿を形象化した作品などが「表現の不自由展・その後」に出品された事実が伝えられ、企画展は開幕4日目の先月3日に中断された。
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