金禹昌(キム・ウチャン)/高麗大学名誉教授
民族意識が微細な日常的生活にまで染み込んでいるのは当然だ。植民地時代はとても重要な歴史体験だった。強い民族意識は積極的な政治計画の基礎になる時、肯定的な要素として勧奨して当然な心理的指向といえる。しかしそれはまた、より包容的立場への移行に否定的な役割をしかねない。妥協と和解の可能性に移って行くのはさらに広い観点での合理的で普遍的な態度が必要だ。
【コラム】韓日葛藤は独断的民族主義のせい、普遍的理性が消えた(2)
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金禹昌(キム・ウチャン)/高麗大学名誉教授
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