日米両国間の最大の争点だった貿易協定関連交渉が急進展するなど、日米関係が順風に乗っているという点が、米国を間に置いた「GSOMIA外交」において韓国に不利にはたらく可能性があるとの分析もある。
トランプ大統領は首脳会談の冒頭発言で「シンゾーとは過去(の米日首脳との関係)と比較して最も良い関係にある」とし、妥結を目前に控えている両国の貿易協定交渉については「大きな合意が迫っている」と予告した。
また、日米首脳会談に先立って開かれた米英首脳会談でも「シンゾーと私はとても良い友人だ」とし「今まで米国と日本が交わした協定の中で最も大きな協定に対する合意が迫っている」と述べた。
これに先立ち23日午後(現地時間)、トランプ大統領はG7サミット参加のためにホワイトハウスを出発しながらGSOMIA終了に対して「文在寅(ムン・ジェイン)大統領は私のとても良い友人だ。韓国で何が起きるか見守ろう」とし「見守る」という言葉だけ2回繰り返した。記者団が韓国が日本との情報共有協定を終了したことについて懸念しているかどうか質問したことに対する回答だ。マイク・ポンペオ国務長官の「失望した」、国防総省の「強い懸念」と国務省の「文政権の深刻な誤解」などの反応に比べると一応は低いトーンではある。
だが、米国のGSOMIA残留要求を韓国が無視したことに対し、トランプ大統領が対価を請求するだろうとの指摘が、韓国政府のGSOMIA終了宣言後、ワシントン外交界から絶えず出ている。ケン・ゴース海軍分析センター(CNS)局長は中央日報に対して「トランプ大統領は文在寅政府が同盟を『無視』したため、より多くの防衛費用を支払うよう要求する可能性がある」と話した。
9月の防衛費分担金(SMA)交渉で、GSOMIA破棄を口実に大幅な増額を圧迫する可能性があるという意味だ。
ヘリテージ財団のブルース・クリングナー上級研究員も「文在寅政府はワシントンが米国の北東アジアの安保利益に触れるなという助言を無視したまま、SMA交渉前夜にいたずらに米国との関係を緊張させた」と指摘した。
トランプ氏「金正恩、韓米訓練に不満…私も完全な金の無駄使いだと思う(1)
トランプ大統領は首脳会談の冒頭発言で「シンゾーとは過去(の米日首脳との関係)と比較して最も良い関係にある」とし、妥結を目前に控えている両国の貿易協定交渉については「大きな合意が迫っている」と予告した。
また、日米首脳会談に先立って開かれた米英首脳会談でも「シンゾーと私はとても良い友人だ」とし「今まで米国と日本が交わした協定の中で最も大きな協定に対する合意が迫っている」と述べた。
これに先立ち23日午後(現地時間)、トランプ大統領はG7サミット参加のためにホワイトハウスを出発しながらGSOMIA終了に対して「文在寅(ムン・ジェイン)大統領は私のとても良い友人だ。韓国で何が起きるか見守ろう」とし「見守る」という言葉だけ2回繰り返した。記者団が韓国が日本との情報共有協定を終了したことについて懸念しているかどうか質問したことに対する回答だ。マイク・ポンペオ国務長官の「失望した」、国防総省の「強い懸念」と国務省の「文政権の深刻な誤解」などの反応に比べると一応は低いトーンではある。
だが、米国のGSOMIA残留要求を韓国が無視したことに対し、トランプ大統領が対価を請求するだろうとの指摘が、韓国政府のGSOMIA終了宣言後、ワシントン外交界から絶えず出ている。ケン・ゴース海軍分析センター(CNS)局長は中央日報に対して「トランプ大統領は文在寅政府が同盟を『無視』したため、より多くの防衛費用を支払うよう要求する可能性がある」と話した。
9月の防衛費分担金(SMA)交渉で、GSOMIA破棄を口実に大幅な増額を圧迫する可能性があるという意味だ。
ヘリテージ財団のブルース・クリングナー上級研究員も「文在寅政府はワシントンが米国の北東アジアの安保利益に触れるなという助言を無視したまま、SMA交渉前夜にいたずらに米国との関係を緊張させた」と指摘した。
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