1972年に中国を訪問し、毛沢東主席(写真右)と対話するヘンリー・キッシンジャー米国国家安全保障補佐官。中央は周恩来首相。[中央フォト]
トランプ政府は、ただ政治的アイデンティティとコアバリューだけを守る米国優先主義を強化している。政治的埋没コストが少ない中国は技術立国のための長期的な戦略を組んでいる。中国の代表的通信企業ファーウェイは先週「鴻夢」というオペレーティングシステム(OS)を発売し、技術自主化実験に乗り出した。日本も民主主義と平和の軌道を離脱し、戦犯国家のくびきを脱ぎ、自衛隊を憲法に明文化して域内の軍事的存在感を確保するために総力を傾けている。
【コラム】東アジアは薄氷、刃を懐に実力養うべき(1)
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