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「MUMUSO」韓国製品じゃなかった?…「偽の韓流」東南アジア拡散

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
海外で韓国製品の「仮面」を被った、いわゆる「偽の韓流」製品の販売が増えているため対策を講じなければならないという声が高まっている。

韓国国会予算政策処は最近発行した財政委員会報告書「2018年度決算分析」で、中国の生活用品店「MUMUSO(木槿生活)」を代表例に挙げた。中国人が所有し中国所在の中国企業にもかかわらず、ブランドのロゴに「KR」を使用し、韓国製品の設計を模倣しており、製品の包装には語法が正しくないハングルを表記し、韓国製品であるかのように偽装して販売しているというのが国会予算政策処の説明だ。

現在MUMUSOは中国だけでなく米国・オーストラリア・ベトナム・フィリピン・タイ・インド・メキシコ・UAE・トルコなど17カ国で運営しているものと確認されている。フィリピン・マニラのKOTRA(大韓貿易投資振興公社)貿易館も報告書で「韓国のイメージを掲げた韓流に便乗した外国系流通企業がフィリピンでも横行している」とし「韓国ブランドイメージ失墜の可能性と韓国企業の商標と著作権被害が懸念されている」と警告した。MUMUSOの他、Ilahui(恋恵優品)・KIODA(可愛優品)・YOYOSO(韓尚優品)、MINIGOOD(尚優凡品)・XIMISO(熙美誠品)などがフィリピンで盛業中だ。特にIlahuiは2017年3月にフィリピンに初進出して以来、1年5カ月で15店舗を開くほど拡散速度が速い。


マレーシア・クアラルンプールのKOTRA貿易館によると、マレーシアではKIODAが最も大きい偽韓流企業に挙げられる。マレーシア全域に17店舗をオープンしている。MINIGOODはクランバレーの3店、YOYOSOはマレーシア全域に合計4店を置いている。韓国政府は不正競争行為と現地の消費者保護の観点から対応を強化する計画だ。タイでは現地警察が代表的なMUMUSOの店舗を取り締まり、消費者保護法上の表示規定に違反した物品1300点余りを押収した。



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