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「福島汚染水の放流時、放射性物質の一部が1年内に東海に流入」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
福島に積まれている放射性汚染水を海に放流する場合、放射性物質の一部は1年内に東海(トンへ、日本名・日本海)に流入する可能性があることが確認された。

グリーンピース・ソウル事務所と「脱核エネルギー転換 国会議員の会」は14日午前、ソウル汝矣島(ヨイド)国会議員会館で「福島汚染水危機」報告書の著者であるグリーンピース・ドイツ事務所のショーン・バニー首席原子力専門家を招いて記者懇談会を開いた。

バニー氏は最近、寄稿文を通じて福島汚染水問題提起を提起した。


バニー氏はこの席で、昨年8月に金沢大学の猪股弥生教授らが国際学術誌『オーシャンサイエンス(Ocean Science)』に掲載した論文を紹介した。

この論文で猪股教授らは「福島事故当時に放流した放射性物質が表層水を通じて南シナ海を経て日本海に入るのに約1年ほどかかる」と明らかにした。

研究チームはまた、日本列島南側の「亜熱帯モード水」(Subtropic mode water、STMW)に入り込んだ福島放射性物質も数年かけて東海に入ることが確認されたと付け加えた。

モード水は水温など物理的特性が似た水の塊り(水塊)のことを指す。

亜熱帯モード水として放流されたセシウム(Cs)-137の量は4200兆ベクレル(Bq、放射能測定単位)であり、このうち5%に該当する200兆Bqが2016年以前に東海に流入したと推算されている。

また、東海に入ってきたもののうち43%(亜熱帯モード水として流出したものの2.1%に該当)の90兆Bqは再び津軽海峡を通じて北太平洋に抜け、30兆Bqは沿海州を通じてサハリン側に流れ出たということだ。残りの90兆Bqは東海に残ったといえる。

一方、バニー氏は「福島第1原発には毎週1497立方メートルずつ放射性汚染水が増えていて、今月1日基準では合計104万9767立方メートルの汚染水が保存されている」とし「日本・安倍政権はこの汚染水を太平洋に放流する計画を推進している」と指摘した。

バニー氏は「汚染水100万立方メートルを海に流すには17年間かけて水7億7000万トンで薄めなければならないが、現実的に海洋汚染なく放流することはできない」と明らかにした。

バニー氏は「汚染水が海流を乗って海を循環し、太平洋沿岸の国々も放射性物質にさらされるおそれがあり、韓国は危険から抜け出すことは難しい」と話した。バニー氏は「安倍内閣は費用を減らす目的で最適合の技術よりも値段が安い技術にこだわって除染(放射性物質除去)に失敗した」とし「放射性物質である三重水素(トリチウム)を除去できる技術は価格が高いとして断念して汚染水を処理できなかったが、今後は海に汚染水を捨てようとしている」と批判した。

バニー氏は「危険から国民を守るために韓国政府は日本政府に福島汚染水に対する説明と情報を要求する権利があり、問題を提起しなければならない」と付け加えた。

「脱核エネルギー転換 国会議員の会」の禹元植(ウ・ウォンシク)代表は「日本政府が汚染水の処理に失敗した事実を数年間にわたり隠蔽してきた状況で福島が安全だという日本政府の主張は信頼できない」とし「日本が汚染水を放流する場合、人類に対する犯罪行為になるだろう」と指摘した。



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