東京オリンピック組織委員会のホームページの地図に独島（ドクト、日本名・日本海）が日本の領土のように表示されていることに関連し、文在寅（ムン・ジェイン）大統領が各部処に適切な対応を注文した。

文在寅大統領は最近、首相定例会合など政府関係者に会った席で、外交部や文化体育観光部など各部処がこの地図に対して必要な措置を取るべきだという趣旨で話したという。

２０１８平昌（ピョンチャン）オリンピック（五輪）当時、ＩＯＣは日本の要求を受け入れて、開会式の入場時の統一旗（韓半島旗・朝鮮半島旗）から独島表示を削除するよう要請した。韓国は大乗的なレベルで要請を受け入れた。


また文大統領はこの日、日本政府にも事実関係を問うべきことは問いただし、同時に国際機関とも積極的な連携が必要だと注文した。さらに福島原発汚染水漏出事故にも積極的に対応すべきだという趣旨の要請をしたという。

これに先立ち文化体育観光部傘下の大韓体育会は７日、独島地図問題に関連して国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）と日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）に抗議の書簡を送った。

原発汚染水漏出事故について外交部のキム・インチョル報道官は「必要に応じて国際機関および被害が憂慮される太平洋沿岸国とも緊密に協力し、福島原発汚染水放出問題に積極的に対応していく考え」と述べた。