釜山日本総領事館前に設置された慰安婦平和の少女像(写真=中央フォト)
李さんは10日、ソウル鍾路区(チョンノグ)の旧日本大使館前で開かれた「日本軍性奴隷制問題解決のための第1395回水曜デモ」で、「少女像が人と同じではないが、これも生きているようだ。私たちは苦痛を受けてきたが、なぜ少女像にそのようなことをするのか」と指摘した。
これは今月6日、青年4人が午前0時8分ごろ安山市常緑区(アンサンシ・サンノック)常緑樹駅広場に設置された「平和の少女像」に唾を吐き、臀部を振るなどして嘲弄した事件を指摘した。京畿安山常緑警察署は侮辱容疑で青年4人を立件した。青年たちが嘲弄したこの少女像は、市民の参加により2016年8月15日第71周年光復節を迎えて常緑樹駅南側広場に設置された。
李さんはまた、「私たちが苦痛を受けてきたのに、なぜ賠償しろという言葉を(日本に)言えないのか」としながら「安倍(日本首相)の言うことを聞いてみると、私たちの韓国を蔑視しているように感じ、選択を圧迫する」と批判した。
日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯の尹美香(ユン・ミヒャン)理事長は「被害者要求を被害国政府が受け入れることは加害国から報復されるようなことなのか」としながら日本の経済報復を批判した。
この日の集会には400人余り(主宰側推算)が参加し、参加者は「稚拙な経済報復、日本政府謝罪せよ」「経済報復する厚顔無恥な日本政府糾弾」などが書かれたものを持ち、スローガンを叫んだ。
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