27~29日に大阪で開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)で韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と安倍晋三首相の首脳会談は結局開催されないことになった。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)高位関係者は25日、「韓日首脳会談は行われない」としながら「我々は会談の準備はできているが、日本はまだ準備ができていないようだ」と話した。安倍首相はこれまで「議長国なので日程が詰まっている」とし、文大統領との首脳会談を事実上拒否した。
青瓦台関係者は「日本からの会談提案もなかった」とし「我々は会談の準備ができているという旨を伝えたが、日本からは何の反応もなかった」と説明した。この関係者はただし「我々は会談準備ができているので現場で日本が会おうと要請するなら、いつでも安倍首相に会うことができる」と可能性を残しておいた。
青瓦台は日本側の強硬な立場が7月21日ごろと予想される参議院選挙と関連しているものと分析している。
青瓦台核心関係者は「選挙を控えた日本が外交事案まで政治的に活用している」とし「韓国の立場ではあえて会談にこだわる理由は全くない」と話した。日本は韓国大法院の強制徴用賠償判決に関連した仲裁委員会の構成を要求し、これを首脳会談と関連付けてきた。
また別の青瓦台関係者も「日本は強制徴用問題に対し、韓国に根本的に問題を解決するソリューションを出すよう迫り、我々は解決方式を提案したが、日本が我々の解決策を断った」と説明した。韓国政府は今月19日、外交部を通じて韓日企業が自発的に賠償金を出し合う形の基金用意案を提案したが日本は拒否した。
文大統領は今回のG20サミット時、中国の習近平国家主席やロシアのウラジーミル・プーチン大統領と相次いで会談を行う。2人は最近、平壌(ピョンヤン)(習近平)とウラジオストク(プーチン)で北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と会った。
G20サミット直後の29日には、ドナルド・トランプ米国大統領が訪韓してソウルで韓米首脳会談が開かれる。
金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長は「主要国の首脳たちとの二国間会談を通じ、韓半島(朝鮮半島)問題や二国間関係などに対して幅広く話し合うことになるだろう」と伝えた。
しかし中朝密着が表面化しながら韓国が自任してきた仲裁者の役割も少なくなるかもしれないという懸念もある。
これについて青瓦台高位関係者は「鄭義溶(チョン・ウィヨン)安保室長が今月1~2日に中国を訪問して習主席の北朝鮮訪問を予想していた」とし「韓国は核心当事者として終戦宣言や安保・安全保障など韓半島平和体制構築に主導的に参加しなければならない。韓国が疎外されているというのは全く事実ではない」と話した。
特に「金委員長の考えを確認し、トランプ大統領に伝達する内容があるのか」という質問に、この関係者は「安保室は公開できない活動が多い。我々も対北朝鮮チャネルがあるので北朝鮮との疎通は継続して円滑に行っている」と話した。また「米国とも持続的に協力して多くの情報をやりとりしている」と強調した。
文大統領は27日に大阪に到着して400人余りの在日同胞と夕食懇談会を行った後、28日から中国・ロシア・インドネシア・カナダなど4カ国の首脳と二国間会談を行う。アルゼンチン・オランダ・インドとは略式会談を行った後、29日午後に帰国する。
帰国直後には1泊2日間の韓米首脳会談の日程が続く。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)高位関係者は25日、「韓日首脳会談は行われない」としながら「我々は会談の準備はできているが、日本はまだ準備ができていないようだ」と話した。安倍首相はこれまで「議長国なので日程が詰まっている」とし、文大統領との首脳会談を事実上拒否した。
青瓦台関係者は「日本からの会談提案もなかった」とし「我々は会談の準備ができているという旨を伝えたが、日本からは何の反応もなかった」と説明した。この関係者はただし「我々は会談準備ができているので現場で日本が会おうと要請するなら、いつでも安倍首相に会うことができる」と可能性を残しておいた。
青瓦台は日本側の強硬な立場が7月21日ごろと予想される参議院選挙と関連しているものと分析している。
青瓦台核心関係者は「選挙を控えた日本が外交事案まで政治的に活用している」とし「韓国の立場ではあえて会談にこだわる理由は全くない」と話した。日本は韓国大法院の強制徴用賠償判決に関連した仲裁委員会の構成を要求し、これを首脳会談と関連付けてきた。
また別の青瓦台関係者も「日本は強制徴用問題に対し、韓国に根本的に問題を解決するソリューションを出すよう迫り、我々は解決方式を提案したが、日本が我々の解決策を断った」と説明した。韓国政府は今月19日、外交部を通じて韓日企業が自発的に賠償金を出し合う形の基金用意案を提案したが日本は拒否した。
文大統領は今回のG20サミット時、中国の習近平国家主席やロシアのウラジーミル・プーチン大統領と相次いで会談を行う。2人は最近、平壌(ピョンヤン)(習近平)とウラジオストク(プーチン)で北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と会った。
G20サミット直後の29日には、ドナルド・トランプ米国大統領が訪韓してソウルで韓米首脳会談が開かれる。
金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長は「主要国の首脳たちとの二国間会談を通じ、韓半島(朝鮮半島)問題や二国間関係などに対して幅広く話し合うことになるだろう」と伝えた。
しかし中朝密着が表面化しながら韓国が自任してきた仲裁者の役割も少なくなるかもしれないという懸念もある。
これについて青瓦台高位関係者は「鄭義溶(チョン・ウィヨン)安保室長が今月1~2日に中国を訪問して習主席の北朝鮮訪問を予想していた」とし「韓国は核心当事者として終戦宣言や安保・安全保障など韓半島平和体制構築に主導的に参加しなければならない。韓国が疎外されているというのは全く事実ではない」と話した。
特に「金委員長の考えを確認し、トランプ大統領に伝達する内容があるのか」という質問に、この関係者は「安保室は公開できない活動が多い。我々も対北朝鮮チャネルがあるので北朝鮮との疎通は継続して円滑に行っている」と話した。また「米国とも持続的に協力して多くの情報をやりとりしている」と強調した。
文大統領は27日に大阪に到着して400人余りの在日同胞と夕食懇談会を行った後、28日から中国・ロシア・インドネシア・カナダなど4カ国の首脳と二国間会談を行う。アルゼンチン・オランダ・インドとは略式会談を行った後、29日午後に帰国する。
帰国直後には1泊2日間の韓米首脳会談の日程が続く。
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