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韓国メディア、習主席訪朝に「対米圧迫用、制裁瓦解に懸念…韓半島平和の役割果たせ」

ⓒ 中央日報日本語版
17日夕方に発表された習近平中国国家主席の訪朝をめぐり韓国メディアは懸念と期待を込めた社説を掲載した。

韓国日報は18日、「習近平電撃訪朝、北朝鮮核交渉再開の契機に」という社説で、「2度の米朝首脳会談に先立ち中朝首脳間の会談があった。中朝首脳の会談が韓半島(朝鮮半島)非核化と平和体制構築に向けた対話と交渉の糸口を再び開く契機になることを期待する」と書いた。

その一方で、「習主席の訪朝が主要20カ国(G20)首脳会議を契機とした米中首脳会談を意識した対米圧力の意図ならば懸念するほかない。米中対立激化で非核化・平和体制議論の動力が失われることへの心配が大きい現在の状況をさらに難しくさせるためだ」と懸念の声を出した。


東亜日報は18日、「訪朝説の習近平氏、非核化を妨害してはならない」という見出しの社説で、「習主席の訪朝は米国との貿易・技術戦争に台湾・香港をめぐる内政干渉議論まで米中が鋭く対立する状況で行われる。習主席としては金正恩(キム・ジョンウン)の後見人として影響力を確認する一方、今月末のG20首脳会議で会うトランプ米大統領に北朝鮮の核解決法を示し、米中対立の休戦を狙う可能性もある」として習主席の訪朝が米国との交渉カードに使われかねないと分析した。

続けて「中国の対北朝鮮外交は金正恩の非核化決断を圧迫し支援するというものでなければならず、中朝密着を誇示して金正恩に別の考えをさせてはならない。中国が出て国際社会の対北朝鮮制裁戦線を崩壊させるならば後戻りできない結果を生むだけ」として中朝首脳会談が国際社会の団結された制裁を崩壊させてはならないと警戒の声を出した。





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