東京の韓国語教室「新大久保語学院」のイ・スンミン院長
もともと東京に暮らす韓国人の生活拠点だった新大久保は、2002年の韓日ワールドカップ(W杯)共同開催、2004年のドラマ『冬のソナタ』の「ヨン様」ブームなどで日本人に知られ始めた。韓国の飲食店や韓流関連グッズを販売する店が次々とオープンし、地方から団体でバスを借りて来る人も出てきた。しかし2012年ごろから少しずつ日本人の訪問客が減り始めた。「同年の李明博(イ・ミョンバク)元大統領の独島(ドクト、日本名・竹島)訪問後、韓日関係が急激に冷え込んだ。新大久保も雰囲気が冷めて一時は飲食店の売り上げが半分に落ちた」。
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