ワシントンポスト北京支局長のアンナ・フィフィールド氏はこのほど出版した金正恩国務委員長の評伝『最後の継承者(原題:The Great Successor)』で、「金正男は米国のスパイに情報を提供し、通常シンガポールやマレーシアで彼の担当者に会っていた」と主張したと英日刊紙ザ・タイムズが7日に報道した。フィフィールド支局長は米国の北朝鮮専門記者で、フィナンシャルタイムズのソウル特派員だった2004年から北朝鮮を取材している。
フィフィールド支局長は情報源について、「その機密に対する知識がある人物」と明らかにした。