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「だまされて出演」vs「承諾得た」 慰安婦ドキュメンタリー映画の出演者と監督が攻防に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

写真=映画『主戦長』の韓国版ポスター

慰安婦問題を扱ったドキュメンタリー映画『主戦長』が4月に日本で公開された中で、保守論客の出演者と監督が対立している。

3日、共同通信は映画『主戦場』に出演した保守論客出演者が「だまされて映画に出演した」と反発すると、日系米国人のミキ・デザキ監督がこれに真っ向から反論したと報じた。

『主戦場』は慰安婦被害者を支援する活動家と日本極右要人の声を入れたドキュメンタリー映画だ。様々な意見を紹介して観客が慰安婦問題と向き合わせるという狙いで作られた。


共同通信によると、映画に出演した7人は「慰安婦制度に問題はなかった」と主張して「学術研究だとだまされて商業映画に出演させられた」と抗議した。

彼らの中で一部は先月30日、記者会見をして「保守を非難する宣伝映画」として上映中止を求めて法的手段を検討すると明らかにしたことがある。

これに対して、デザキ監督はこの日、東京都内で記者会見を行って「映画の公開は承諾書で合意を得ており、問題はない」と明らかにした。

また、デザキ監督は「上映の可能性がある」と記された承諾書を出演者全員とやりとりしたと説明した後、これを公開した。

彼は「7人全員(映画の)公開を知っていた。この中で2人には公開前に出演の部分映像を送ったが、反論がなかった」として「彼らの話を歪めたり切り出したりせず、気に入ってもらえると思った」と説明した。

デザキ監督は保守派の主張も十分に反映したと強調したと共同通信は付け加えた。



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