統一部「南北境界隣接地通じたアフリカ豚コレラ流入の可能性に備え」

2019.05.30 13:09

統一部は北朝鮮でのアフリカ豚コレラ発生の懸念と関連し、「アフリカ豚コレラの特性上南北境界地域を通じた流入の可能性に備えている」と明らかにした。

統一部当局者は２９日、「北朝鮮当局が公式にアフリカ豚コレラ発病の事実を発表したり、国際機関で北朝鮮地域のアフリカ豚コレラ発病事実を確認したことはない」としてこのように話した。

アフリカ豚コレラ拡散の可能性に備えるため統一部と農林畜産食品部、地方自治体、軍当局などが互いに緊密に協力していると同当局者は付け加えた。

同当局者は「韓国政府は南北間協力が必要な懸案発生時に南北共同連絡事務所を通じて関連議論を進めており、アフリカ豚コレラ関連の防疫協力の意向を（北側に）数回にわたり伝えている」と伝えた。