昨年3月に文在寅大統領がアラブ首長国連邦(UAE)を公式訪問し同国のバラカ原発1号機建設完了行事に参加した後に記念撮影している。(写真=韓経DB)
アラブ首長国連邦(UAE)原子力公社のモハメド・アルハマディ社長は1月に韓国電力と韓国水力原子力に正式な抗議文書を発送した。韓国型原子炉APR1400を採用したバラカ原発現場から専門人材を一方的に撤収させたという理由だ。韓国水力原子力は海外人材交代計画に基づき150人ほどのスタッフを交替した。アルハマディ社長は書簡で「原発長期整備契約(LTMA)のような重要な交渉が終えられようとする時点に事前通知なく人材を引き揚げたということは衝撃的。効率的な労働力を維持することにした(韓国水力原子力の)契約履行の意志に疑問を感じさせる」と不満を吐露した。UAEと韓国間の疎通が円滑でないことを示す端的な事例と評価される。
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