柳賢振
柳賢振は13日(日本時間)、米カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われたワシントン・ナショナルズ戦に先発し、8イニングを1安打9奪三振1四球で無失点に抑えた。ドジャースが6-0で勝利し、柳賢振は今季5勝目(1敗)をマークした。
何よりも防御率が2.03から1.72に落ちた点が目を引く。現在メジャーリーグの防御率1位はミルウォーキーの右腕ザック・デービス(1.54)。
柳賢振は2日のサンフランシスコ戦で8イニング1失点、8日のアトランタ戦で9イニング無失点の完封勝利に続き、この日のワシントン戦で8イニング無失点をマークした。最近の3試合ですべて8イニング以上を投げた。その間、25イニングを2失点に抑え、防御率は1点台に下がった。
先月、左太ももの痛みでローテーションを一度抜けたが、柳賢振は「イニングイーター」の姿を見せている。柳賢振はこの日、8回一死までノーヒットノーランだった。このためロバート監督は交代のタイミングをつかめなかった。柳賢振の105球目を打ち返したヘラルド・パーラが二塁打となり、大記録は消えた。
しかし柳賢振は最後まで集中力を切らさず8回まで無失点に終えた。この日の投球数116球は2013年のメジャーデビュー後の最多となった。2-0でリードを守っていたドジャースは8回裏、コーリー・シーガーが満塁弾を放って柳賢振の負担を軽くした。
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