2017年3月就役した「かが」は、日本の最大級ヘリコプターの搭載護衛艦であり事実上の空母と呼ばれる。実際に、日本政府は来年から次々と護衛艦である「いずも」と「かが」を空母に改造する計画だ。「いずも」と「かが」はいずれも「いずも型護衛艦」と呼ばれる。空母化以降は垂直離着陸が可能なF-35Bステルス戦闘機を搭載する。「かが」は1942年6月、ミッドウェー海戦で沈没した旧日本海軍の空母と同名の艦艇だ。戦後、日本が空母を持つのは初めてだ。
その分象徴性が高い軍艦であるため、安倍政権は米国大統領の乗船に精魂を込めてきた。2017年11月にトランプ大統領が訪日した時もいずも型護衛艦の乗船を準備したが終盤に決裂した。当時、日程と警備問題などで見送られたと読売は伝えた。