政府と韓幼総の対立が高まっていた今月3日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)国民請願サイトには「私立学校幼稚園先生の非人権的な現実、助けてください!」というタイトルのコメントが投稿された。コメント作成者は「私が投稿する文に少しでも誇張があるならこのコメントを削除してください」として自身の妻が処している状況を伝えた。作成者は「幼稚園、保護者、政府から行き場のない境遇を受けている」とし「不正幼稚園受恵者は院長や理事長なのに、善良な先生まで悪口を言われなければならない」と明らかにした。続いて「今回の開園延期も各園園長の独断的な決定が大部分なのに、さも全員がグルかのように魔女狩りに遭っている」と吐露した。
「こんなことで本当に幼稚園が閉園してしまって働き口を失ったらどうしてくれるのか」と心配したソウル私立幼稚園教師8年目のイさん(31)は韓幼総の開園延期撤回に安堵した。しかしイさんは「揉め事が片付いたわけではない。誰よりも熱心に子どもたちを教育して愛していたのに、いつまた教師の職が危うくなるかもしれないため不安だ」と打ち明けた。