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威嚇飛行の写真公開にも…日本「哨戒機がそうする理由ない」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
24日に韓国国防部が日本哨戒機の低空飛行を裏付ける写真を公開したことに対して、岩屋毅防衛相は「(何度も明らかにしたように)常に国際法規と国内法に則って適切に警戒・監視活動をしている」とし、低空飛行の事実を改めて否定した。

岩屋防衛相は「韓国は『機械は嘘をつかない』と言ってレーダー写真を公開した」として反応を聞く記者にこのように明らかにした後、「(日本の)哨戒機が韓国の艦艇に脅威を与える意図も理由もない」と話した。

続いて「軍艦に丸腰の哨戒機が近づいて、脅威を感じるのはむしろ哨戒機の方」と答えた。一方で「(韓国が)われわれの見解を受け入れて誠意ある対応をしてほしい」とし「地域に共同責任を持つ者同士として、未来志向の関係を作らせてほしい」と述べた。


韓国が公開した写真やデータに対する具体的な言及はなかった。「写真を見た感じはどうか」と聞く記者の質問には「(写真をさっと見ただけでは)ちょっと、よく分からない」とだけ答えた。

韓国合同参謀本部議長に該当する自衛隊制服組トップの河野克俊統合幕僚長は、国防部の写真公開に先立って記者会見を行った。

河野統合幕僚長は「(韓国が低空飛行したと主張する)23日の(日本哨戒機の)飛行は、高度150メートル以上、距離は1000メートル以上離れている」として韓国側の主張を否定した。

続けて「飛行記録は取っており、それに基づけば安全な高度、距離を保っている」としつつも「具体的な数字になると、適切でないし、意味もない」として飛行記録上の数値は明らかにしなかった。

また「飛行データを含めてわれわれ(日本側)が新しいものを提示するつもりはない」とし「韓国側とさらに言い合うということだけは避けたいし、冷静な対応を韓国側には求めたい」とした。防衛省が21日、「最終見解」を発表して「レーダー照準問題に関連して、これ以上韓国側とは協議しない」と宣言したことと同じ脈絡とみられる。

日本メディアは「韓国側の主張に対して日本政府は戦略的な無視戦略を使うとみられる」と報じている。時事通信は、韓国が公開した写真に関連して「字幕で高度約60メートルと説明しているが、海面が写っておらず、高度は不明瞭だ」と指摘した。テレビ朝日も「低空飛行をしたと主張するには疑問がある」という専門家の見解を伝えた。



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