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韓国生活への適応終えた中国のパンダカップル…2世の出産準備に突入

ⓒ 中央日報日本語版

オスのロバオ(上)とメスのアイバオ(下)。(写真提供=エバーランド)

2016年4月21日にオープンした韓国ソウル近郊にあるエバーランド「パンダワールド」が今月15日で開館1000日を迎えた。ここで飼育されているパンダのロバオ(楽宝)とアイバオ(愛宝)も成人して2頭の「2世」に対する期待も高まっている。

ロバオとアイバオは2016年3月、中国からの贈り物として韓国にやって来た。このためロバオ(楽宝、喜びをくれる宝物)、アイバオ(愛宝、愛らしい宝物)という名前がつけられた。

絶滅危機種で全世界に2000頭しか残っていない“大切な”存在ということで、エバーランド側はこのパンダのカップルを手厚く迎えた。


入園当時は86キログラムだったメスのアイバオの体重は118キログラムに増え、オスのロバオも94キログラムから123キログラムになって体格がしっかりするなど大人になった。

エバーランドは2頭の安全な同居のために、互いの体臭に慣れさせるために使っていた部屋を変えたり保養食を食べさせたりするなど、体力管理にも力を入れている。

そして3月ごろにロバオとアイバオの交尾を推進している。

飼育士のカン・チョルウォンさんは「パンダが大人になったので、新鮮な竹や栄養食を提供して適切な運動を誘導してパンダの筋力を育てるなど、2世準備のための健康管理を行っている」とし「血液や糞便などの検査で、昨年末からホルモン数値に意味ある変化が見えている。今年は良い便りを届けられるよう努力したい」と伝えた。



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