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韓経:CJの「ビビゴギョーザ」、海外売り上げが韓国売り上げ追い抜く

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
CJ第一製糖が「bibigo(ビビゴ)」のブランドで販売しているマンドゥ(ギョーザ)が海外で急成長している。昨年の海外売り上げは韓国国内の売り上げを初めて抜いた。これによりCJ第一製糖は昨年の世界のギョーザ市場で、ギョーザ製造技術を導入した日本の味の素を抜きシェア3位に上った。CJ第一製糖は2020年に世界のギョーザ市場で1兆ウォン相当を売る考えだ。

◇海外売り上げが韓国国内売り上げ上回る

CJ第一製糖は9日、昨年韓国を含め世界でbibigoギョーザを6400億ウォン(約619億円)相当を売ったと発表した。1年前の5050億ウォンより20%以上増加した実績だ。特に海外で3420億ウォン相当を販売し、韓国国内売り上げの2950億ウォンを上回った。ギョーザを作り始めた1988年以降で初めてだ。


bibigoギョーザの海外売り上げは急増している。2015年の1240億ウォンから2017年に2400億ウォンで2000億ウォンを超え、昨年には3420億ウォンと、1年で59.2%急増した。

国別売り上げも等しく増加した。米国でbibigoギョーザ売り上げは2017年の1750億ウォンから昨年2430億ウォンに増えた。同じ期間に中国では300億ウォンから490億ウォン、ベトナムでは150億ウォンから220億ウォンに増加した。2016年だけでもbibigoギョーザが売れず不毛の地同然だった欧州でも昨年200億ウォン相当が売れた。

◇2年間で世界各地に工場

海外売り上げ急増は現地化のおかげだ。現地工場を買収したり新たに建てたりして増設した結果だ。CJ第一製糖は米カリフォルニアとニューヨーク工場に続き、昨年ニュージャージーに3番目の工場を建てた。ニューヨーク工場がめん類生産に重点を置きニュージャージーにギョーザに注力する工場を新たに設立したのだ。

中国では2017年に広州工場を3倍に増設し、聊城には新しい工場を昨年完工した。ベトナムでは2016年末に現地の冷凍食品会社を買収してbibigoギョーザを集中的に生産した。ここに研究開発を通じて現地の好みに合うギョーザをそれぞれ出したことも売り上げ急成長の秘訣というのが同社の説明だ。

CJ第一製糖は世界のギョーザ市場で2015年に6.1%のシェアで5位を記録したが昨年は9.3%のシェアで3位に跳ね上がった。特に合弁を通じてギョーザ技術を初めて習得した日本の味の素のシェアを抜いたことをめぐっては社内でも大きく意味づけする雰囲気だ。

CJ第一製糖は今年ギョーザ売り上げを3000億ウォンほど多い9050億ウォンと定めた。来年には1兆ウォンを達成し、このうち70%を海外で売り世界1位の企業へと跳躍するというビジョンもともに提示した。同社関係者は「米冷凍食品会社シュワンズの買収が終わればギョーザ生産能力ははるかに大きくなる。世界市場でギョーザにより認知度を高めて流通網を確保した後、冷凍食品まで集中攻略して世界1位の食品メーカーへと跳躍するのが長期戦略だ」と説明した。





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