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「青瓦台圧力」暴露した前事務官…「死ねば私を信じてくれるだろう」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
政府によるKT&G社長交代圧迫および赤字国債発行圧力の疑いを暴露したシン・ジェミン元企画財政部事務官が3日、極端的な選択を暗示する携帯メールを送り、通報を受けて出動した警察に救助された。

シン前事務官はこの日午前7時ごろ、「最近のことで大変だ」「幸せに」のような内容が書かれたメールを高麗(コリョ)大学の友人Aさんに送った。これを不思議に思ったAさんが約一時間後、警察に通報した。警察は携帯メールの発信先と閉回路(CC)テレビ資料を追跡し、この日午後12時40分ごろ、ソウル奉天洞(ポンチョンドン)のあるモーテルでシン前事務官を捜し出してソウル・ボラメ病院に搬送した。

この日午前11時19分には高麗大学のインターネットコミュニティ「コパス」にシン前事務官のアカウントと推定される「シン・ジェミン2」という名前で「最後の文章です」というタイトルの文章が掲載された。彼は「遺書に追加の文章を残す」として「いくら考えても納得がいかない。私が指摘した行政内部の問題に対する根拠があったようだが…」と現在の心境を吐露した。また「私が死んでもう少し良い国になってほしい」として「『内部告発を認めて当然視する文化』と『政策決定の過程を国民に最大限公開する文化』があってほしい」と書いた。彼は「それでも死ねば私が言うことを信じるでしょう」という言葉で文章を終えた。現場に出動した消防関係者は「シン前事務官の首元に弱い擦過傷があった」と話した。応急診療を引き受けたボラメ病院側はシン前事務官の生命には支障がないと判断した。


彼は警察の出動当時、意識があったことが分かった。ただし、彼を発見した消防隊員が「意識があるか」「大丈夫か」とシン前事務官に声をかけたが、全く答えなかったという。この日午後4時40分ごろ、ボラメ病院関係者は「シン前事務官は到着当時意識がある状態で現在治療しており、絶対安定が必要な状態」と説明した。この日午後5時ごろにはグ・ユンチョル企画財政部第2次官がボラメ病院を訪れた。グ次官は応急室に入って「(シン前事務官の)早急な回復を祈る」と話した。前日、企画財政部は青瓦台の赤字国債発行圧力の疑いを暴露したシン前事務官を公務上秘密漏洩の容疑などで検察に告発した。

シン前事務官はこの日夕方、家族の要請により盆唐(プンダン)ソウル大病院に移した。グ次官はシン前事務官を見舞うために盆唐ソウル大病院を訪れたが、彼に会えなかった。グ次官はこの日午後8時10分ごろ、病院を出て「シン前事務官が安静にする必要がある状況なので会うことができなかった」として「家族も心の余裕がなく会えなかった」と話した。彼は面会を拒否されたのかという質問に「そうではない」と答えた。

法曹界でも論議が巻き起こった。「シン・ジェミン2」というアカウントが作成したインターネット掲示物に「私は今、朴槿恵(パク・クネ)、李明博(イ・ミョンバク)政府だったとしても当然同じ行動をしたと思います。いっそその時にこのように行動したら民弁(民主社会のための弁護士会)でも助けてくださり、世論も良かったはずなのに」という内容が含まれたためだ。シン・ジェミン2は「民弁のすべての弁護士が民弁であることを公開しては弁護を引き受けないということを聞いて今さら失望した」として「担当してくださるという方も民弁であることを公開せず刑事事件に限って担当してくださるという」と書いた。

これを受け、民弁はこの日、公式の立場を出して「シン前事務官が(こちらに)連絡したことが全くない」として「電話や電子メールも一切受けたことがない」と釈明した。

シン前事務官の友人だと自身を紹介した会計士のイ・チョンヒさんは「4日、今回のことに関連した要請文を発表する予定」と明らかにした。



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