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常軌を逸した青瓦台請願…「世論裁判場」に変質(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「江西区(カンソグ)ネットカフェ殺人犯を強力に処罰してください」

先月17日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)国民請願掲示板に掲載された文章には13日現在、117万人が同意した。昨年8月、掲示板が開設されて以来最多記録だ。

青瓦台国民請願掲示板で同意者数が多い上位10位の請願を分析すると、6件が特定犯罪や犯罪者を厳罰してほしいという内容だった。▼チョ・ドゥスン出所反対および無期懲役(3位・61万人)▼保育園児童虐待の厳罰(6位・41万人)▼飲酒運転の厳罰(7位・40万人)▼未成年者性犯罪者の厳罰(9位・35万人)▼巨済(コジェ)殺人被疑者の厳罰(10位・35万人)--などだ。この他にもスピードスケーティング選手キム・ボルムの国家代表資格の剥奪(4位・61万人)と羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)議員の平昌(ピョンチャン)オリンピック組織委員職の罷免(8位・36万人)など、特定人物に対する懲戒を求める請願も2件だった。


施行15カ月目を迎える青瓦台請願掲示板に対する評価が分かれている。まず、国民が政府と直接疎通して討論できる順機能に注目する必要があるという意見がある。

高麗(コリョ)大学社会学科のイ・ミョンジン教授は「公共信頼が低い社会で司法機関に頼らない世論の場が作られた」として「司法府と捜査機関がこれを謙虚に受け入れる必要がある」と話した。翰林(ハンリム)大学社会学科のシン・ギョンア教授は「専門家からみると、社会と政治が動く時代は終わった」として「国民がこのような問題に関心があるのに『あなた方は何をしているか』と知らせる順機能がある」と診断した。実際に、請願が立法につながる場合もある。9月、軍服務中に休暇を出たユン・チャンホさんが泥酔運転者の車にぶつかって脳死状態に陥った後、ユンさんの友達は請願を出した。その後、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が首席補佐官会議で処罰強化を指示し、先月21日、国会で飲酒運転に対する処罰を強化する法案が発議された。

しかし、請願の順機能だけを見てはならないという意見も無視できない。韓国刑事政策研究院のユン・ヘソン腐敗・経済犯罪研究室長は「凶悪犯罪に対する処罰の度合いを強化し控訴時効も伸ばしたが、犯罪統計に有意義な減少傾向がない」として「教化の対策がない処罰万能主義は解決策でない」と指摘した。青瓦台掲示板が三権分立の原則を侵害して帝王的国政運営につながるという批判もある。成均館(ソンギュングァン)大学社会学科のク・ジョンウ教授は「権力が分散した民主主義国家では青瓦台にできる領域とそうではない領域を区分するのが当然だ」として「すべての苦情が全部青瓦台に集まるのは帝王的大統領制の姿」と指摘した。

実際に、回答の要件(20万人以上同意)を備えた場合でも処罰は青瓦台にできることではない。このため、「青瓦台は個別事件に対する捜査指揮をしない」「法改正のために国会と協力する」のような原則的な回答しか出せない場合も少なくない。



常軌を逸した青瓦台請願…「世論裁判場」に変質(2)


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