木製の窓の桟や竹などであたたかい雰囲気を演出している珈琲島新論硯店。(写真上=珈琲島)JWマリオットホテルソウルの和食レストラン「Tamayura」にあるティーバーの茶と茶請け。(写真下=JWマリオットホテルソウル)
ティーバーでティースペシャリストが客に出す茶を準備している。(写真提供=JWマリオットホテルソウル)
珈琲島2号店。新論硯駅付近のショップ内部。(写真提供=珈琲島)
カフェ「eert」には石と砂が敷き詰められた日本式庭園と畳がある。(写真提供=eert)
日本の本に販売中のドリンクの種類を書き込んだeertのメニュー。
昨年ソウル松坡区(ソンパグ)石村(ソクチョン)湖水付近の松理団ギルにオープンした「珈琲島」は日本の雰囲気が感じられるカフェとしてすぐに口コミで広まった。インテリアに木製の窓の桟や仕切り、竹などが取り入れられていて、大きな窓から陽射しがたっぷり入ってきてあたたかい雰囲気を醸し出している。最近はこのようなインテリアを真似したカフェが次々とできるほどだ。松理団ギルの代表カフェとして名前を轟かせている珈琲島は、今年9月に新論硯(シンノンヒョン)駅付近の商店街の2階に2号店を開いた。いつも人々で込み合う江南(カンナム)駅の煩雑な雰囲気とは違い、一歩店内に入れば窓の桟の向こう側から差し込んでくる陽射しと広い間隔のテーブルのおかげで余裕を楽しむのにこの上ない空間だ。3階にはコーヒーとカクテルを飲ませてくれるところもある。珈琲島のチョン・ホウォン代表は、東京と大阪で月に一度開かれる骨董品フリーマーケットを巡りながら茶器や小道具などを買い付けてくる。
日本風の雰囲気と日本式デザートを出すカフェは、その他にも日本の抹茶が楽しめるソウル聖水洞(ソンスドン)「マッチャチャ」、和食レストラン「シュミンファ味行」のシェフであるシン・ドンミン氏が手がけた日本デザート専門店「ダンオク」も人気だ。