金正男(キム・ジョンナム)氏殺害容疑で起訴されたインドネシア人のシティ・アイシャ被告(左)とベトナム人のドアン・ティ・フオン被告。(写真=中央フォト)
13日(現地時間)、時事通信によると、ベトナム外交部報道官は前日に北朝鮮の謝罪に関連した質問を受けて「そのような情報はない」と述べた。
ベトナム現地消息筋は11日、北朝鮮が金正男氏の毒殺にベトナム国籍のドアン・ティ・フオン被告を引き込んだことについて非公式的に遺憾を表明したと明らかにした。
フオン被告をはクアラルンプール空港で神経作用剤VXを金正男氏の顔に塗って殺害した容疑でマレーシア裁判所で裁判を受けている。
マレーシア捜査当局は、在ベトナム北朝鮮大使だったリ・ホン氏の息子リ・ジヒョン容疑者がフオン被告にVXを与えて金正男氏の顔に塗るように指示した共犯者の一人だと見ている。リ・ジヒョン容疑者は犯行当日、北朝鮮に逃走した。
ベトナムは北朝鮮外交官の息子が自国国籍者を金正男氏の暗殺に引き込んだことに対して強く反発したが、北朝鮮の謝罪によりある程度関係が回復したと伝えられた。現地消息筋は、最近北朝鮮の李容浩(イ・ヨンホ)外相がベトナムを訪問して最高指導者に会ったのは両国の関係改善を反映するものだと分析した。
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