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北朝鮮高官7人が来週訪韓…日帝強制動員糾明行事に出席

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮高位要人7人が来週京畿道(キョンギド)で主催される国際学術会議に出席するために訪韓(南訪)する予定だと韓国政府当局者が5日、明らかにした。この当局者は「李華泳(イ・ファヨン)京畿道平和副知事が主軸にとなった京畿道の対北事業チームがこれまで北側と持続的な接触を進めてきた」とし「北側が京畿道の提案を受け入れて国際学術会議に高官代表団を派遣することにしたものと承知している」と伝えた。

京畿道は今月14日から17日まで、太平洋戦争当時の日本による強制動員の真相究明を求めてアジア太平洋地域の平和交流を議論する「アジア太平洋平和繁栄のための国際大会」を開催する予定だ。このため京畿道側は北側とこれまで直接接触やファックス等を通して協議を進め、北側は最近、李種革(イ・ジョンヒョク)北朝鮮アジア太平洋平和委員会副委員長を団長として金聖恵(キム・ソンヘ)統一戦線部室長らを派遣する方針を固めたことが把握された。京畿道はこの日、北側要人の訪韓に向けて統一部に彼らに対する「南訪問承認申込書」を届け出た。

北側の高官代表団派遣は南北国会会談や鉄道・道路連結のための現地調査などが延期されている中で進められるということで注目される。特に、北朝鮮が米国との高官会談(米国現地時間8日)を目前に控えている時点で、中国・ロシア・キューバなど伝統的友好国との親善を強化し、同時に引き続き南北関係の手綱も離さないという意味と解釈することができる。米朝交渉が行き詰まった場合にも南北関係を進展させるという意志であり、「他の」突破口を探る可能性もあるという事実を暗示して米国を圧迫しようという次元とも取れるためだ。今回の代表団に北朝鮮の対外経済を担当する李龍男(イ・ヨンナム)内閣副首相を派遣することにしたのも同じ脈絡だ。


金聖恵室長は今年2月、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の特使としてソウルを訪問した金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長に随行し、金英哲(キム・ヨンチョル)労働党副委員長の5月の訪米にも同行した対南・対米政策の核心実務者だ。したがって北側代表団が訪韓中に青瓦台(チョンワデ、大統領府)や政府高位当局者と接触する可能性も提起されている。政府当局者はしかし、「彼らの訪韓は最終的に確定したものではなく、京畿道次元の行事に参加するもの」としながら「彼らとの接触日程はまだ決まっていない」と話した。



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