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「失敗した政策強行を宣言」…野党4党、文大統領の施政演説を評価

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
文在寅(ムン・ジェイン)大統領の予算案施政演説に対して自由韓国党は「失敗した政策を押し切るという独断的宣言」と酷評した。演説が行われる間、20回以上拍手をした与党とは異なり、韓国党の反応は冷やかだった。

自由韓国党の金聖泰(キム・ソンテ)院内代表は演説後、記者会見で「国民は雇用の心配で苦しんでいるが、大統領は経済状況の悪化に対して全く違う立場を出している」と批判した。また「国民の大統合を要求する声は全くなく、依然として積弊清算、包容、国らしい国をいっている」として「特に、公共機関の雇用世襲、採用不正についてただ一言も言わなかったのは現実をあまりにも否定しているのではないか」と声を高めた。

韓国党のユン・ヨンソク首席報道官は論評で「今日の施政演説は失敗した経済政策を押し切るという独善的な宣言」とし「無責任な経済政策の実験と福祉ポピュリズムを中断しなければならない」と主張した。


正しい未来党のキム・グァニョン院内代表も施政演説直後「大統領が正確に診断していない。過去2年間執行された54兆ウォン(約5兆3700億円)の雇用予算の効果がなかった点から反省しなければならない」と指摘した。また、「南北協力基金は過去に予算が策定されて不用になった事例が非常に多い。そのような部分について正確な原因を評価し、改善策を反映していく」と述べた。正しい未来党のキム・サムファ首席報道官は「自画自賛と弁解だけを並べた」として「所得主導成長で滅ぼした経済をいつまで成長痛だと言い張るのか」と批判した。

民主平和党のパク・ジュヒョン首席報道官は「予算案の基調を包容性長戦略としたのは両極化が深刻化し、両極化解消予算が少ない韓国で非常に適切な方向設定」と評価した。ただし「予算案の説明で触れなかった数多くの開発関連予算が依然として長い間恩恵を受けてきた対象に集中されている。この現実から変わる必要がある」と指摘した。

正義党のチェ・ソク報道官は「社会安全網と福祉、公正な機会、正義なる結果、差別を受けない国という大統領の哲学に積極的に共感する」として「今回の演説は拡張的財政政策が必要だと強調してきた正義党の問題意識を反映した」と論評した。



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