北朝鮮の李善勧氏は10日前、平壌(ピョンヤン)で開かれた会議に趙長官が2~3分程度遅れると、「団長(趙長官)から先頭に立たなくては」として非難したりもした。趙長官が「時計が故障したため」と釈明すると、「時計も主人に似ているから(遅れるね)」として再度剣突を食わした。
趙長官は一言も言えなかった。だから、「統一部長官が祖平統の事務官か」と野党から批判を浴びているわけだ。趙長官が15日、高位級会談開催直前、突然脱北民出身記者の取材を許さなかったのも同じだ。北朝鮮側の公式要求もなかったが、韓国で開かれる南北会談に政府が特定記者の取材を排除したのは類を見ない言論の自由への侵害だ。脱北者の保護が中心業務である統一部長官が北朝鮮側の顔色をうかがい、自ら脱北民記者の取材を防いだということから問題が一層深刻だ。これを受け、統一部出入り49社の記者たちが所属メディアと理念的性向を越えて口をそろえて批判声明を出し、野党が「趙長官は直ちに辞退せよ」として声を高めるのではないだろうか。
趙長官は一言も言えなかった。だから、「統一部長官が祖平統の事務官か」と野党から批判を浴びているわけだ。趙長官が15日、高位級会談開催直前、突然脱北民出身記者の取材を許さなかったのも同じだ。北朝鮮側の公式要求もなかったが、韓国で開かれる南北会談に政府が特定記者の取材を排除したのは類を見ない言論の自由への侵害だ。脱北者の保護が中心業務である統一部長官が北朝鮮側の顔色をうかがい、自ら脱北民記者の取材を防いだということから問題が一層深刻だ。これを受け、統一部出入り49社の記者たちが所属メディアと理念的性向を越えて口をそろえて批判声明を出し、野党が「趙長官は直ちに辞退せよ」として声を高めるのではないだろうか。
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