南北首脳が平壌(ピョンヤン)百花園迎賓館到着当時に共に乗っていた車は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の「メルセデスベンツ・マイバッハS600プルマンガード」と確認された。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金委員長はこの日午前、平壌(ピョンヤン)順安(スンアン)空港を出発した当時は各自の儀典車を利用した。しかし迎賓館に到着した当時、両首脳は同じ車に乗っていた。平壌市内でカーパレードをしながら文大統領が金委員長の車に移ったのだ。
金委員長のベンツ・マイバッハS600プルマンガードはオープンカーとして生産されていない。したがって北朝鮮側が改造したか、ベンツ側に要請した可能性がある。
これに先立ち平壌順安空港に到着した文大統領と金正淑(キム・ジョンスク)夫人が乗り換える前に搭乗した車も、金委員長と同じ「メルセデスベンツ・マイバッハS600プルマンガード」だ。韓国から空輸したもので、文大統領は就任当時の昨年5月10日に最初の儀典車として使用した。別の儀式車「現代ジェネシスEQ900」もあるが、今回の首脳会談では使われなかった。
文大統領と金委員長の車はベンツSクラスとほとんど同じだが、フレームとパネル外部の間を特殊鉄製で埋めている。車のガラスも衝撃強度と耐熱性が高いポリカーボネート素材でコーティングされ、弾丸だけでなく各種爆発物にも耐えられるように設計されていることが分かった。
双方の車ともに超高性能ランフラット(run-flat)タイヤが採用されている。パンクしても時速80キロ以上の速度で100キロほど走行できる先端タイヤだ。
また室内には危急状況を知らせる警報装置と化学攻撃に備えた空気浄化システム、消火器などが搭載されている。実際、金委員長がこの日、平壌順安空港で歓迎行事を終えてプルマンガードに乗る過程で車の内部が少し見えたが、車内にはいくつかの「赤いボタン」があった。正確な用途は確認されていないが、通常、最高級儀典車に設置される「非常ボタン」(panic button)と推定される。米国の大統領が乗る車「キャデラック・ワン」にも設置されているが、ボタンを押せば救助要請が伝えられる。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金委員長はこの日午前、平壌(ピョンヤン)順安(スンアン)空港を出発した当時は各自の儀典車を利用した。しかし迎賓館に到着した当時、両首脳は同じ車に乗っていた。平壌市内でカーパレードをしながら文大統領が金委員長の車に移ったのだ。
金委員長のベンツ・マイバッハS600プルマンガードはオープンカーとして生産されていない。したがって北朝鮮側が改造したか、ベンツ側に要請した可能性がある。
これに先立ち平壌順安空港に到着した文大統領と金正淑(キム・ジョンスク)夫人が乗り換える前に搭乗した車も、金委員長と同じ「メルセデスベンツ・マイバッハS600プルマンガード」だ。韓国から空輸したもので、文大統領は就任当時の昨年5月10日に最初の儀典車として使用した。別の儀式車「現代ジェネシスEQ900」もあるが、今回の首脳会談では使われなかった。
文大統領と金委員長の車はベンツSクラスとほとんど同じだが、フレームとパネル外部の間を特殊鉄製で埋めている。車のガラスも衝撃強度と耐熱性が高いポリカーボネート素材でコーティングされ、弾丸だけでなく各種爆発物にも耐えられるように設計されていることが分かった。
双方の車ともに超高性能ランフラット(run-flat)タイヤが採用されている。パンクしても時速80キロ以上の速度で100キロほど走行できる先端タイヤだ。
また室内には危急状況を知らせる警報装置と化学攻撃に備えた空気浄化システム、消火器などが搭載されている。実際、金委員長がこの日、平壌順安空港で歓迎行事を終えてプルマンガードに乗る過程で車の内部が少し見えたが、車内にはいくつかの「赤いボタン」があった。正確な用途は確認されていないが、通常、最高級儀典車に設置される「非常ボタン」(panic button)と推定される。米国の大統領が乗る車「キャデラック・ワン」にも設置されているが、ボタンを押せば救助要請が伝えられる。
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