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日本、台風と地震で観光客急減…ホテル稼働率30%以下も

ⓒ 中央日報日本語版
台風や強震など相次ぐ災害で莫大な被害が発生した日本で、該当地域を訪れる観光客が急減してホテルなど観光業界が直撃を受けている。

12日、読売新聞によると、札幌市内中心部に位置した「ホテルオークラ札幌」は年間を通じて90%以上の稼働率を維持しているが、6日マグニチュード(M)6.7の強震が襲ったことで宿泊予約のキャンセルが大量に発生した。客室稼動率が50%に落ちた日もあった。市内にある他のホテルの中には地震発生後、客室稼働率が30%以下に落ちたところもある。

北海道地震の直前に台風21号(JEBI)の被害を受けた大阪など関西地域も状況は同じだ。同地域の空の玄関である関西国際空港は、冠水で国際線が円滑が運航されないため大阪市内の主要ホテルの予約キャンセルが続いている。


関西空港は8日、台風21号の影響で冠水して閉鎖されてから4日ぶりに国際線の一部が運航を再開した。だが、通常の20~30%水準にとどまっている。特に、陸地と関西空港をつなぐ鉄道の運行が中断されていて外国人観光客の移動が難しくなった。

日本観光庁によると、昨年外国人宿泊利用客数は大阪市1167万人、北海道770万人に達する。読売は大阪地域の台風、北海道の強震により、少なくとも数万人規模の宿泊キャンセルが発生することが予想されるとし、外国人観光客の「日本離れ」につながりかねないと懸念した。



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