ジャカルタ・パレンバン・アジア競技大会の日程が折り返し地点を過ぎた。6大会連続総合2位を守ろうとする韓国のメダル戦略に支障が生じた。
26日午後6時現在、韓国は金メダル25個、銀28個、銅36個で総合3位にランクしている。中国は韓国と日本の金メダルを合わせたものよりも多くの金72個で先頭を独走している。日本は37個の金メダルを獲得して2位に位置している。韓国は先月18日に大会が開幕して以降、日本におされ続けている。メダル総数でも、韓国が89個、日本は113個で差が大きく開いている。ジャカルタ・パレンバン大会で韓国が総合2位を守ることは難しいものとみられる。
韓国は1998年のバンコク大会から2014年仁川(インチョン)大会まで5回連続で中国に続き総合2位にランクインした。韓国と日本の差は大会初週に行われた競泳で大きく広がった。基礎種目の育成に力を注いでいた日本は、今大会競泳にかかっていた41個の金メダルのうち19個を獲得した。中国と金メダル数が同じだ。金・銀・銅メダルをすべて合わせると合計52個で、中国を抜いて競泳総合1位になった。特に、日本の「水泳天才」池江璃花子(18)は金メダル6個と銀2個を獲得して今大会最高のスターとして注目を浴びた。池江はまた歴代アジア大会で金メダル最も多く獲得した女子選手となった。男女をあわせて池江よりも多くの金メダルを獲得したのは1982年ニューデリー大会で7冠に輝いた射撃のソ・ギルサン(北朝鮮)だけだ。
また、他の基礎種目である陸上でも、日本は多くのメダルを追加するとみられている。25日、男子マラソンで井上大仁(25)が金メダルを獲得したことに続き、他の陸上種目でも多くの金メダル候補が布陣している。
2020東京オリンピック(五輪)を控えて全種目にわたって投資を惜しまなかった日本は今大会、全種目にわたって躍進を続けている。特に、中国・韓国の前に挫折していたバドミントンで善戦した。朴柱奉(パク・ジュボン)監督が率いる日本バドミントンは女子団体戦で中国を退けて優勝を果たした。日本バドミントンがアジア大会女子団体戦で金メダルを取ったのは1970年バンコク大会以降、48年ぶりだ。日本男子バドミントンも今大会で団体戦銅メダルを獲得した。やはりバンコク大会以降、48年ぶりとなる。一方の韓国男女バドミントンは、団体戦でそろって40年ぶりのノーメダルとなった。
基礎種目で振るわないのは今大会でも同じだ。日本は競泳で金メダル19個を取ったが韓国は女子個人メドレー200メートルでキム・ソヨン(24)が獲得した金メダルが唯一だ。陸上も世界トップはもちろん、アジア1位からも遠い。韓国が基礎種目で振るわないのは昨日今日のことではない。スポーツ人材が野球やサッカーなど人気の高いプロ種目に集中した結果だ。
それでも韓国がこれまで総合2位を守っていたのは、伝統的な得意種目であるアーチェリー、テコンドー、フェンシングなどで大量に金メダルを獲得していたおかげだった。しかし今大会ではフェンシング(金メダル計12個中6個)を除いては不振を免れなかった。テコンドーは金メダル9個を狙ったが5個にとどまった。戦力の平準化によって、宗主国アドバンテージは期待するのが難しくなった。金7個を目標にしていた韓国アーチェリーは、女子リカーブ個人戦と男女混合リカーブ・コンパウンドともに決勝に勝ち進むことができなかった。1978年バンコク大会でアーチェリーが正式種目に採択されて以来、韓国選手が女子リカーブ個人戦の決勝に進めなかったのは今回が初めてだ。各種目にわたって不振が続き、大韓体育会は最近、金メダルの目標個数を65個以上から50個台前半に下方調整した。
26日午後6時現在、韓国は金メダル25個、銀28個、銅36個で総合3位にランクしている。中国は韓国と日本の金メダルを合わせたものよりも多くの金72個で先頭を独走している。日本は37個の金メダルを獲得して2位に位置している。韓国は先月18日に大会が開幕して以降、日本におされ続けている。メダル総数でも、韓国が89個、日本は113個で差が大きく開いている。ジャカルタ・パレンバン大会で韓国が総合2位を守ることは難しいものとみられる。
韓国は1998年のバンコク大会から2014年仁川(インチョン)大会まで5回連続で中国に続き総合2位にランクインした。韓国と日本の差は大会初週に行われた競泳で大きく広がった。基礎種目の育成に力を注いでいた日本は、今大会競泳にかかっていた41個の金メダルのうち19個を獲得した。中国と金メダル数が同じだ。金・銀・銅メダルをすべて合わせると合計52個で、中国を抜いて競泳総合1位になった。特に、日本の「水泳天才」池江璃花子(18)は金メダル6個と銀2個を獲得して今大会最高のスターとして注目を浴びた。池江はまた歴代アジア大会で金メダル最も多く獲得した女子選手となった。男女をあわせて池江よりも多くの金メダルを獲得したのは1982年ニューデリー大会で7冠に輝いた射撃のソ・ギルサン(北朝鮮)だけだ。
また、他の基礎種目である陸上でも、日本は多くのメダルを追加するとみられている。25日、男子マラソンで井上大仁(25)が金メダルを獲得したことに続き、他の陸上種目でも多くの金メダル候補が布陣している。
2020東京オリンピック(五輪)を控えて全種目にわたって投資を惜しまなかった日本は今大会、全種目にわたって躍進を続けている。特に、中国・韓国の前に挫折していたバドミントンで善戦した。朴柱奉(パク・ジュボン)監督が率いる日本バドミントンは女子団体戦で中国を退けて優勝を果たした。日本バドミントンがアジア大会女子団体戦で金メダルを取ったのは1970年バンコク大会以降、48年ぶりだ。日本男子バドミントンも今大会で団体戦銅メダルを獲得した。やはりバンコク大会以降、48年ぶりとなる。一方の韓国男女バドミントンは、団体戦でそろって40年ぶりのノーメダルとなった。
基礎種目で振るわないのは今大会でも同じだ。日本は競泳で金メダル19個を取ったが韓国は女子個人メドレー200メートルでキム・ソヨン(24)が獲得した金メダルが唯一だ。陸上も世界トップはもちろん、アジア1位からも遠い。韓国が基礎種目で振るわないのは昨日今日のことではない。スポーツ人材が野球やサッカーなど人気の高いプロ種目に集中した結果だ。
それでも韓国がこれまで総合2位を守っていたのは、伝統的な得意種目であるアーチェリー、テコンドー、フェンシングなどで大量に金メダルを獲得していたおかげだった。しかし今大会ではフェンシング(金メダル計12個中6個)を除いては不振を免れなかった。テコンドーは金メダル9個を狙ったが5個にとどまった。戦力の平準化によって、宗主国アドバンテージは期待するのが難しくなった。金7個を目標にしていた韓国アーチェリーは、女子リカーブ個人戦と男女混合リカーブ・コンパウンドともに決勝に勝ち進むことができなかった。1978年バンコク大会でアーチェリーが正式種目に採択されて以来、韓国選手が女子リカーブ個人戦の決勝に進めなかったのは今回が初めてだ。各種目にわたって不振が続き、大韓体育会は最近、金メダルの目標個数を65個以上から50個台前半に下方調整した。
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