【時論】サムスンのスマートフォンが直面する3度目の危機
サムスンのスマートフォン事業にはこれまで3度の危機があった。最初の危機はアップルの「iPhone」が2009年11月に韓国市場で発売されてだった。サムスンはiPhoneの対抗馬という「オムニア2」を出したが、結果は惨憺たるものだった。それでもサムスンは当時の危機をうまく克服した。基本ソフト(OS)とソフトウェア能力はグーグルという良い協力者と出会い弱点を補完した。強みであるハードウェアに総力を挙げた。この戦略は3番目の製品である「ギャラクシーS3」までは非常に成功的だった。しかしグーグルが提供するOSとソフトウェアはサムスンだけでなく他の企業も使う。また、ハードウェアもほとんど同じ部品を使うので多社も簡単についてきた。
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