北朝鮮の朝鮮中央通信が論評で日本の過去清算を促した。

６日、朝鮮中央通信は「小細工を弄するな」というタイトルの論評で「日本がいくら大勢の流れにつけこんでみようと小細工を弄しても罪悪で満ちた過去をきれいに清算する前には今の哀れな身から絶対に抜け出すことはできない」と主張した。引き続き「今、日本は朝鮮半島（韓半島）と地域の平和と安全保障に向けた各側の対話と協力の過程で唯一、名刺も差し出せないほどの赤っ恥をさらしている」として「島国が置かれた哀れな身は全部時代遅れの対朝鮮（対北朝鮮）圧力一辺倒政策からもたらされたもの」と指摘した。

安倍首相は６月１８日、「金委員長には米朝首脳会談を実践した指導力がある。日朝でも新たなスタートを切り、拉致問題について互いの相互不信という殻を破って一歩踏み出したい」と発言した。しかし、北朝鮮は日本の北朝鮮に対する制裁緩和と過去の清算などを全面に出して対日攻勢を繰り広げている。