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「燃える車」BMW…韓国消費者が集団訴訟

ⓒ 中央日報日本語版

23日午前0時10分ごろ、仁川市南洞区のソウル外郭循環高速道路長寿ICから一山方面に1キロ離れた地点を走行していたBMW520d乗用車から出火し、20分後に鎮火した。(写真=仁川消防本部)

走行中に出火する事故が相次いで発生したBMWの特定モデルに関連し、韓国の消費者が集団訴訟を提起した。

業界によると、BMW車の所有者4人はこの日、ソウル中央地裁にBMWコリアとディーラーのドイツモータースを相手取り損害賠償請求訴訟を起こした。

今回の訴訟についてハ・ジョンソン弁護士は「使用利益侵害による損害と慰謝料を合わせて損害額として各500万ウォン(約50万円)を請求した」とし「今後、鑑定の結果によっては損害額を拡大して請求する計画であり、訴訟参加者も増えていくだろう」と述べた。


今年10台以上のBMW車が走行中にエンジンから出火して車が全焼するなど、機械の欠陥が疑われる事故が相次いで発生している。特に520dモデルに事故が集中している。これに対しBMWコリアは「内視鏡を通じて車を検査した後、EGR(排ガス再循環装置)モジュールで欠陥が確認される場合、該当部品を取り替える」とし、リコール計画を明らかにした。

ハ弁護士は「欧州とは違い、国内販売車両に限り国内部品会社が製造したEGRクーラーを搭載したという点でも、BMWコリアはEGRを火災原因と推定できたはず」とし「特に2017年式の車から設計変更されたEGR製品を使用したという点を考慮すれば、会社側は過去に使用した製品に問題があるということを把握していたという推論が可能だ」と話した。



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