国営朝鮮中央通信と労働党機関紙・労働新聞は17日、一斉に金正恩委員長が咸鏡北道(ハムギョンブクド)一帯の経済現場を訪れたと報じた。これらメディアが紹介した金委員長の訪問先は8カ所にのぼる。単一報道では異例に多い。訪問した現場の分野も幅広い。咸鏡北道漁郎郡(オラングン)の漁郎川水力発電所から塩粉津(ヨムブンジン)ホテル建設現場、オンポ休養所、清津(チョンジン)カバンなどだ。インフラ建設、レジャー事業、軽工業などだ。自身がさまざまな経済分野に総力を挙げていることを対内外に見せるために計算された行動だ。
金委員長は6・12シンガポール米朝首脳会談以降、国営メディアを通じて経済に集中する姿を次々と公開している。7月1-2日は平安北道薪島(シンド)・新義州(シンウィジュ)、10日は両江道三池淵郡(サムジヨングン)、今回は咸鏡北道(ハムギョンブクド)だ。中国・ロシアに近い北側地域を東奔西走する経済活動だ。これには北朝鮮政権樹立日の9.9節を控えた金委員長の焦りがある。今年が70周年となるだけに北朝鮮は9・9節を重視している。金委員長本人も1月1日の「新年の辞」で2月の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)と共に9・9節を「大慶事」と表現した。
金委員長は6・12シンガポール米朝首脳会談以降、国営メディアを通じて経済に集中する姿を次々と公開している。7月1-2日は平安北道薪島(シンド)・新義州(シンウィジュ)、10日は両江道三池淵郡(サムジヨングン)、今回は咸鏡北道(ハムギョンブクド)だ。中国・ロシアに近い北側地域を東奔西走する経済活動だ。これには北朝鮮政権樹立日の9.9節を控えた金委員長の焦りがある。今年が70周年となるだけに北朝鮮は9・9節を重視している。金委員長本人も1月1日の「新年の辞」で2月の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)と共に9・9節を「大慶事」と表現した。
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