２２日に米国で開催される韓米首脳会談で、文在寅（ムン・ジェイン）大統領とトランプ大統領が同席者なく「単独会談」をする予定だ、青瓦台（チョンワデ、大統領府）が明らかにした。

青瓦台の南官杓（ナム・グァンピョ）国家安保室第２次長は１８日、取材陣に対し、文大統領の米国実務訪問日程（４日間）を伝えた。南次長は「文大統領はトランプ大統領の招請で米国を公式訪問する。この１年間に１１回も電話会談をするなど緊密に疎通してきた」と伝えた。両首脳間の会談は５番目となる。

目標については「米朝首脳会談を３週後に控えた時点であるだけに、南北首脳会談の成功が米朝首脳会談の成功につながるよう懸け橋の役割をするものと期待している」と述べた。


南次長は「韓米首脳がこれまで何度も電話会談で疎通してきたのを越えて、北の完全な非核化と韓半島（朝鮮半島）の恒久的な平和の定着を実現するために具体的な履行案を深く協議する予定」とし「北が完全な非核化を履行する場合に明るい未来を保証するための案も論議することになるだろう」と説明した。