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日朝関係が加速?…河野外相「拉致問題、様々な動きある」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
河野太郎外相が北朝鮮による日本人拉致問題に関し「北朝鮮に日本の思いは伝わっている。これから様々な動きがある」と述べたと、共同通信が28日伝えた。河野外相は前日夜、成田空港からヨルダンに出発する前、記者らにこのように述べた。

日本政府はその間、日朝関係について「多様なルートを通じて接触している」という原則的な発言をしてきたが、これと比べると一段階進展した発言とみられる。これを受け、拉致被害者問題を媒介に日本政府が本格的に日朝交渉に動き出すかどうかが注目される。

日本政府は南北首脳会談、米朝首脳会談で日本人拉致者被害問題を扱うよう韓国、米国側にそれぞれ要請した状態だ。文在寅大統領が24日の安倍首相との電話会談で「日本人拉致被害者問題を金正恩委員長に伝える」と約束しただけ、日本は日本政府の意思が伝達されたとみている。ただ、板門店(パンムンジョム)宣言や記者会見などで言及されなかったことについては「もう少し眺める」という雰囲気だ。


時事通信は「日本人拉致問題を取り上げたかどうかは明らかになっていない」とし「板門店宣言にも日本人拉致問題は言及されなかった」と指摘した。しかし時事通信は、文大統領と金委員長が2人だけで30分間話した席で拉致問題が触れられた可能性もあると推測した。安倍首相は近く文大統領との電話会談で南北首脳会談に関する説明を聞き、拉致被害者問題への言及があったかどうかについても意見交換する予定だ。

河野外相は南北首脳会談について「これまで対外的に言及をしていなかった北朝鮮がこうした一歩を踏み込んだというのは、大きな前進と言っていいのではないか。非核化の具体的な進め方は米朝首脳会談の中で議論されると思う」と話した。続いて「北朝鮮が非核化に向けて具体的な行動を取るまでは、国際社会はきちんと制裁を維持し、最大限の圧力をかけ続けることは、さまざまな場で確認している」と述べたと、NHKは伝えた。



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