南北首脳会談準備委員長の任鍾ソク(イム・ジョンソク)大統領秘書室長が26日、首脳会談日程を公開している。(写真=青瓦台共同取材団)
任室長によると、文大統領は会談当日の午前9時30分、軍事境界線の前で待って金正恩委員長を迎える予定だ。停戦後初めてとなる北朝鮮指導者の休戦ライン通過時間と会談を始める時間はどのように決まったのだろうか。
政府当局者は「南と北が儀典と警護の実務者会談などを通じて時間を決めた」とし「首脳の移動や背景に関して具体的に説明するのは難しい」と話した。
北朝鮮専門家は首脳会談時間の決定に象徴性があると見ている。韓国では主要行事の場合、何時30分という時刻に始めることは多くない。板門店(パンムンジョム)南側地域で開かれた多くの南北会談も午前10時に始めた。また、国際的に開催地の時間に合わせるのも慣例だ。
にもかかわらず今回の首脳会談は9時30分、10時30分など「30分」を基準としたのは、北朝鮮の標準時間を考慮した可能性が高い。北朝鮮は以前は韓国と同じ標準時間だったが、2015年8月15日から韓国(ソウル時間)より30分遅い時刻を標準時間に変更した。韓国と中国の中間時間だ。北朝鮮の標準時間では金正恩委員長は午前9時に休戦ラインを越え、午前10時に首脳会談を始めるということだ。
今年に入って南北関係にオールインするかのように積極的な北朝鮮が、首脳会談の場所は南側地域でしても時間だけは自分たちに合わせると要求した可能性がある。韓国が北朝鮮を配慮するレベルで譲歩したとも考えられる。政府当局者は「実務レベルで交わした言葉を詳しく明らかにするのは望ましくない」と話した。
この記事を読んで…