日帝強占期に満州で人体・細菌実験を行っていた関東軍第731部隊の関係者に京都大学が医学博士学位を授与したことに反発し、日本の教授らが学位の取り消しを求めたと京都新聞が3日、報道した。
同紙によると、2日、池内了名古屋大名誉教授らは「満州第731部隊軍医将校の学位授与の検証を京大に求める会」を設立し、この日京都大学で記者会見を行った。
同会事務局長の西山勝夫滋賀医科大名誉教授は「特殊実験で用いられた実験動物は人間だった疑いが強い」とし「人体実験が事実なら論文はねつ造であり非人道的だ。京大はヒトだったか検証する義務がある」と指摘した。
同会は現在、検証を求める署名を集めていて、7月にも京都大学学長と医学部長に検証を要請する方針だ。
満州で人体・細菌実験を行っていた旧731部隊の部隊長・石井四郎中将は京都大学医学部出身だ。同会によると、京都大学は当時731部隊長だったA級戦犯の石井中将をはじめ、約20人の部隊関係者に学位を授与した。
731部隊問題に関連し、大学に学位撤回を要求する運動は今回が初めてだと同紙は伝えた。人体実験対象者を指す「マルタ」として犠牲になったのは、韓国人をはじめ中国人、満洲人、モンゴル人など3000人以上になると推算されている。
同紙によると、2日、池内了名古屋大名誉教授らは「満州第731部隊軍医将校の学位授与の検証を京大に求める会」を設立し、この日京都大学で記者会見を行った。
同会事務局長の西山勝夫滋賀医科大名誉教授は「特殊実験で用いられた実験動物は人間だった疑いが強い」とし「人体実験が事実なら論文はねつ造であり非人道的だ。京大はヒトだったか検証する義務がある」と指摘した。
同会は現在、検証を求める署名を集めていて、7月にも京都大学学長と医学部長に検証を要請する方針だ。
満州で人体・細菌実験を行っていた旧731部隊の部隊長・石井四郎中将は京都大学医学部出身だ。同会によると、京都大学は当時731部隊長だったA級戦犯の石井中将をはじめ、約20人の部隊関係者に学位を授与した。
731部隊問題に関連し、大学に学位撤回を要求する運動は今回が初めてだと同紙は伝えた。人体実験対象者を指す「マルタ」として犠牲になったのは、韓国人をはじめ中国人、満洲人、モンゴル人など3000人以上になると推算されている。
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