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日本の教授ら「“マルタ”731部隊将校への博士学位取り消しを」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

2013年、日本関東軍第731部隊が現地で行った残酷な実状を知らせる特別展が天安独立記念館特別展施設で開かれた。展示場を訪れた家族が731部隊員が生きている人を冷凍させる場面を演出した展示を見ている。(写真=中央フォト)

日帝強占期に満州で人体・細菌実験を行っていた関東軍第731部隊の関係者に京都大学が医学博士学位を授与したことに反発し、日本の教授らが学位の取り消しを求めたと京都新聞が3日、報道した。

同紙によると、2日、池内了名古屋大名誉教授らは「満州第731部隊軍医将校の学位授与の検証を京大に求める会」を設立し、この日京都大学で記者会見を行った。

同会事務局長の西山勝夫滋賀医科大名誉教授は「特殊実験で用いられた実験動物は人間だった疑いが強い」とし「人体実験が事実なら論文はねつ造であり非人道的だ。京大はヒトだったか検証する義務がある」と指摘した。


同会は現在、検証を求める署名を集めていて、7月にも京都大学学長と医学部長に検証を要請する方針だ。

満州で人体・細菌実験を行っていた旧731部隊の部隊長・石井四郎中将は京都大学医学部出身だ。同会によると、京都大学は当時731部隊長だったA級戦犯の石井中将をはじめ、約20人の部隊関係者に学位を授与した。

731部隊問題に関連し、大学に学位撤回を要求する運動は今回が初めてだと同紙は伝えた。人体実験対象者を指す「マルタ」として犠牲になったのは、韓国人をはじめ中国人、満洲人、モンゴル人など3000人以上になると推算されている。



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