サムスン重工業が米国船級協会であるＡＢＳからスマートシップソリューションに対するサイバーセキュリティー技術認証を世界で初めて取得したと２６日、明らかにした。

最近、船舶運航技術にＩＣＴ（情報通信技術）を融合して船舶内、または船舶と陸上間情報交流が増えるにつれ、サイバー空間で外部攻撃からデータおよびシステムを保護するセキュリティーの必要性が強調されている。

これを受け、サムスン重工業は昨年９月、内外部のサイバー攻撃から船舶のデータとこれを伝達するネットワーク、データ保存所などを保護するスマートシップサイバーセキュリティーの技術開発に着手して最近ＡＢＳの認証を取得した。


サムスン重工業が世界で初めて開発したサイバーセキュリティー技術は、スマート船舶に対する情報保護政策をはじめ、▼物理的セキュリティー▼運営セキュリティー▼接近統制▼セキュリティー管制▼模擬ハッキング－－などの部門でＡＢＳが勧告した１６項目を全て通過した。

サムスン重工業船舶海洋研究センターのイ・ドンヨン・センター長は「最近、サイバーセキュリティーに対する技術的措置を要求する船主が多く、営業に多いに役立つものと期待している」として「より安全で知能的な船舶技術に対する標準をリードしていきたい」と強調した。