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<平昌五輪>小平-李、授賞式前にインスタライブ 韓・日・英語でコミュニケーション

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

李相花はインスタライブ放送を終えた直後、小平奈緒と並んで授賞台に上がった。

「雑菜(チャプチェ)好きです」

「え~、ナオはプルコギが好きじゃん」

「ああ、そうそう!プルコギおいしいです」


20日、メダル授与式を控えた平昌(ピョンチャン)メダルプラザの片隅から笑い声が聞こえた。2日前、氷の上で世界最強の座をめぐり激しく戦ったスピードスケート女帝の李相花(イ・サンファ、29)と小平奈緒(32)だった。

平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)スピードスケート女子500メートル銀メダリストの李は午後7時ごろ、インスタグラム(以下、インスタ)でライブ放送を始めた。自身五輪3連覇を阻止して金メダルを獲得した小平と一緒だった。2人は20分間余り合同でライブ放送をして格別な友情を誇った。

インスタライブは個人がスマートフォンカメラを利用して映像を送出すると、視聴者がリアルタイムでコメントを入れて相互コミュニケーションを図ることができる。

インスタライブに登場した李と小平の関係はメディアで紹介されていた以上に仲が良かった。生まれた年度では小平が3歳年上だが、李は「ねえ」「ナオ」などと呼んで友人のように会話をした。小平も李のことを「サンファ」と呼んだ。

この日のライブは約2000人の視聴者が見守った。彼らは両選手への質問を続々とコメント欄に書き込んだ。韓国語のコメントには李が、日本語のコメントには小平が順番に読んで答えていった。

2人のコミュニケーション方式は独特だ。基本的に英語を使っているが、李も基礎的な日本語を話す。「仲が良さそうだ」という内容の日本語コメントを小平が英語で解釈すると、李が「トモダチデス(友達です)」と話す。小平も日常的な韓国語表現を多く知っていた。ライブ中、「アラッソ(分かった)」「ピゴネ(疲れた)」「コマウォヨ(ありがとう)」等の韓国語を話した。

好きなK-POPアイドルについての質問に、小平は「韓国の歌手はよく知らない」と答えた。李が「日本料理ではすしが一番好きで、納豆も好き」と言うと、小平は「サンファは納豆を食べることができる」と日本語に伝えた。

レースに臨む時とは違って和やかな2人の様子に「かわいい」というコメントが続出した。特にゴーグルを着用しないで満面に笑みを浮かべた小平は、氷板で疾走する時とは別人のようだった。李が「スタートラインではとても怖そうというコメントがある」と伝えると、小平が大笑いする一場面もあった。

2人は午後7時30分になると、メダル授与式に参加するためにライブ放送を終了した。

ライブ放送を見守っていたネットユーザーは「3カ国語を使いながらコミュニケーションしているのが面白くて不思議」「本当に仲良さそうで見ていて微笑ましい」「選手たちの友情がすばらしい」などのコメントを寄せた。



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