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<平昌五輪>「私は大韓民国の代表選手だ」帰化した太極戦士15人(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

男子アイスホッケー代表チームの帰化選手たち

韓国の男子アイスホッケー代表チームの攻撃手、マイケル・スウィフト(31)は平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)に出場するためにカナダから韓国に帰化した選手だ。彼は2016年、ポーランドで開かれた世界選手権イタリアとの競技でゴリーと一対一で正面対決する絶好の機会を逃した後、ベンチに戻ってはミスを自ら叱責してスティックを底に投げて折ってしまった。2011年、韓国の領土に足を踏み入れたスウィフトが大韓民国の代表チームに対する愛着を見せたエピソードだ。アジアリーグで4回もポイント王に上った彼は、巨額を前面に出したスイスの1部リーグチームからのラブコールも断った。第2の祖国である大韓民国で太極マークを付けるために良い条件を断ったわけだ。

2018平昌冬季五輪では帰化を通じて韓国国籍を得た「太極戦士」が雪原と氷板を走る姿をしばしば目にすることができるものと見られる。

平昌冬季五倫に参加する韓国選手団は144人。この中で10%を超える15人が帰化選手だ。種目別ではアイスホッケー10人、バイアスロン3人、フィギュアスケートとリュージュ各1人だ。国籍別ではカナダ出身8人、米国3人、ロシア3人、ドイツ1人などだ。2014年ソチ五倫当時は、帰化選手だとしても中国出身のショートトラック選手、孔尚貞(コン・サンジョン)が唯一だった。しかし、2018年の大韓民国は違う。国内に居住している外国人が200万人を超えている。多国籍・多文化時代を迎え、海外出身の選手を大勢受け入れた。


ショートトラック・スピードスケート・スケルレトンを除けば、韓国冬季スポーツは依然として世界水準と格差が大きい。そのため、大韓体育会は帰化選手たちを積極的に受け入れた。2010年から体育分野の優秀人材は特別帰化を通じて韓国国籍を取得することができる。

男子アイスホッケー代表チームは25人の中で7人が帰化選手だ。カナダ出身のマット・ダルトン(32)、アレックス・プランテ(29)、ブライアン・ヤング(32)、ブラック・ラダンスキー(35)、エリック・リーガン(30)と米国出身のマイク・テストウイード(31)などだ。彼らはフルタイムのNHL(ナショナルホッケーリーグ)リーガーにはなることはできなかったが、欧州舞台で活躍したベテランだ。アジア舞台でも苦戦した男子アイスホッケーは彼らが合流した後、技量が急成長して昨年4月に世界選手権大会(1部リーグ)に上る奇跡を演出した。

韓国の名前、漢拏城と呼ばれるゴーリーのマット・ダルソンは「お金を望んだとしたら、ロシアリーグに残っただろう。しかし、平昌五倫に太極マークを付けて韓国のゴールを防ぎたかった。五倫が終われば第2の故郷である韓国に私の経験を伝えたい」と話した。



<平昌五輪>「私は大韓民国の代表選手だ」帰化した太極戦士15人(2)


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