文在寅(ムン・ジェイン)大統領と安倍首相が昨年11月14日、フィリピン・マニラの国際コンベンションセンターで開催されたASEANプラス3首脳会議の記念撮影で並んで立っている。(青瓦台写真記者団)
朝日新聞が20、21日に実施した全国世論調査によると、文大統領の慰安婦関連対応について「納得できない」という回答が79%だった。「納得できる」は8%にすぎなかった。同じ期間、産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)が共同で実施した世論調査では、似た質問に対して「納得できない」が90.8%と圧倒的に多かった。産経・FNNの調査では日本政府が韓国側の要求に応じないことについて回答者の88.6%が「支持する」と答えた。同じ調査で韓国を外交・経済活動の相手国として「信頼できない」という回答も80.5%にのぼった。
日本政府がまだ立場を明確にしていない安倍首相の平昌五輪出席については前向きに判断すべきという雰囲気がある。朝日新聞の調査では「出席した方がよい」が53%と、反対意見(30%)より多かった。産経・FNNの調査でも出席することに「賛成」(49.5%)する意見が「反対」(43.1%)よりも多かった。
北朝鮮の平昌五輪参加に対しても前向きに評価する回答が多かった。朝日新聞の調査では「よいことだ」という回答が48%で、「そうは思わない」は37%だった。しかし同じ調査で北朝鮮の五輪参加が韓半島(朝鮮半島)の緊張緩和につながるかという質問には「つながらない」という回答が59%で過半だった。「つながる」という回答は26%だった。産経・FNNの調査では似た質問で否定的な回答が72.9%にのぼった。
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