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北の存在感をアピールする「美女応援団」…選抜に隠された秘密(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

北朝鮮応援団が2003年大邱夏季ユニバーシアード大会で組織的な応援を繰り広げている。

北朝鮮が今月17日、南北高官会談の後続として開かれた次官級実務会談で平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)期間に応援団230人を派遣するという立場を明らかにした。これに伴い、韓国を訪れる応援団に対して関心が集まっている。

北朝鮮は韓国で開催された国際総合大会にこれまで3回の選手団を参加させ、同時に応援団も派遣してきた。

北朝鮮は2002年釜山(プサン)夏季アジア競技大会に選手団と288人の応援団を派遣した。韓服を美しく着こなして応援ショーを繰り広げる北朝鮮応援団は我々の耳目を集中させるには充分だった。


2003年の大邸夏季ユニバーシアードに303人の応援団を派遣した北朝鮮は20代初・中盤の女子大生と吹奏楽団などで構成された美女応援団の活躍で人気を呼んだ。

2年後の2005年、仁川(インチョン)アジア陸上選手権大会には124人で構成された北朝鮮応援団が代表団と一緒に韓国にやってきて一糸乱れぬ応援を繰り広げて話題になった。

北朝鮮選手団が訪韓するといえば外せない大規模美女応援団が伝えたいメッセージは何だろうか。

「手打ちなどさまざまなやり方で選手が頑張れるように助けること」という意味の応援は、北朝鮮で主に「応援団」「応援組織」などの用語で使う。

北朝鮮の教育機関に勤めた経験のある脱北民のパク・ジヨンさん(仮名)は「北朝鮮で体育競技の応援は選手の士気を高めるためだけではなく、もっと重要なことは組織の団結した威力を誇示するため」と説明した。また「体育競技の総合等数決めで決定的なのは応援の点数」と話した。

北朝鮮は記念日を迎えて、学校・機関で体育競技を組織しながら最後に学部別・部署別などの単位で総合等数を発表するが、種目別点数のうち応援組織の点数が最も高い割合を占める。



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