都鍾煥(ド・ジョンファン)文化体育観光部長官が15日、「平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)開会式での南北選手団共同入場が合意にいたれば韓半島(朝鮮半島)旗を掲げることになるだろう」と述べた。
この日、国会で開かれた平昌冬季五輪および国際競技大会支援特別委員会で自由韓国党の議員が「南北韓半島旗共同入場」に対する政府の立場を尋ねると、このように答えた。
特別委で李チョル圭(イ・チョルギュ)韓国党議員は「南北共同入場時に太極旗(韓国の国旗)を掲げるのではなく南北単一旗を掲げるという話に多くの国民が惨憺たる心情を越えて憤りを感じている」とし「政治的な論理によって太極旗が(開会・閉会式の時に)入場できない惨事を防がなければいけない」と主張した。
しかし都長官は「現在議論が進行中の部分」とし「韓国が主催国だった釜山(プサン)アジア競技大会、大邱(テグ)夏季ユニバーシアードなど過去に9回の共同入場をした前例をみると、すべて韓半島旗を掲げた」と答えた。続いて「韓半島旗を掲げれば太極旗が消えるのではないかと心配するが、開会式の最初は太極旗を掲げて入ってくる」とし「南北選手団が韓半島旗を持つことは、各国選手団が入場してから一番最後に入場することで議論が行われている」と説明した。
南北女子アイスホッケー単一チーム構成の動きに対する批判も出てきた。李チョル圭議員は「北を参加させるために、血の汗を流して努力してきた我々の選手たちの出場機会が奪われてはいけない」と述べた。この日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)の掲示板にも「4年に一度の機会を眺めて努力してきた韓国の選手たちが逆差別を受ける」「スポーツを政治に利用するな」とし、単一チーム構成に反対する意見が80件ほど書き込まれた。
これに対し都長官は「今回の単一チームは韓国の選手23人をそのまま維持して(北朝鮮選手を)プラスアルファとして話し合おうというものだ。アイスホッケーは約2分間隔で選手交代が行われるので、韓国選手が出場できないことはないだろう」と釈明した。
しかし出場機会が保障されても呼吸を合わせていない単一チームの競技力低下は避けられないという指摘もある。この日、金起善(キム・ギソン)韓国党議員は「単一チーム構成の議論はあまりにも性急に行われた」と述べた。
1991年の卓球、ユースサッカー南北単一チームの場合、大会の2カ月前に合意して合同キャンプが行われた。それでも当時の単一チーム参加結果報告書は「1カ月間の合同練習は短かった。選手たちは精神的な負担感から成績を残せなかった」と評価した。都長官は「アイスホッケー連盟と選手に了解を求めて説明する過程を踏み、国民に説明する」と話した。
女子アイスホッケーの単一チームが構成されるかどうかは20日にスイスで開催される国際オリンピック委員会(IOC)会議で最終決定する。
統一部の白泰鉉(ベク・テヒョン)報道官はこの日の定例記者会見で「単一チーム構成は我々が北側に提案したが、まだ合意していない」とし「追加の議論が必要だ」と伝えた。
この日、国会で開かれた平昌冬季五輪および国際競技大会支援特別委員会で自由韓国党の議員が「南北韓半島旗共同入場」に対する政府の立場を尋ねると、このように答えた。
特別委で李チョル圭(イ・チョルギュ)韓国党議員は「南北共同入場時に太極旗(韓国の国旗)を掲げるのではなく南北単一旗を掲げるという話に多くの国民が惨憺たる心情を越えて憤りを感じている」とし「政治的な論理によって太極旗が(開会・閉会式の時に)入場できない惨事を防がなければいけない」と主張した。
しかし都長官は「現在議論が進行中の部分」とし「韓国が主催国だった釜山(プサン)アジア競技大会、大邱(テグ)夏季ユニバーシアードなど過去に9回の共同入場をした前例をみると、すべて韓半島旗を掲げた」と答えた。続いて「韓半島旗を掲げれば太極旗が消えるのではないかと心配するが、開会式の最初は太極旗を掲げて入ってくる」とし「南北選手団が韓半島旗を持つことは、各国選手団が入場してから一番最後に入場することで議論が行われている」と説明した。
南北女子アイスホッケー単一チーム構成の動きに対する批判も出てきた。李チョル圭議員は「北を参加させるために、血の汗を流して努力してきた我々の選手たちの出場機会が奪われてはいけない」と述べた。この日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)の掲示板にも「4年に一度の機会を眺めて努力してきた韓国の選手たちが逆差別を受ける」「スポーツを政治に利用するな」とし、単一チーム構成に反対する意見が80件ほど書き込まれた。
これに対し都長官は「今回の単一チームは韓国の選手23人をそのまま維持して(北朝鮮選手を)プラスアルファとして話し合おうというものだ。アイスホッケーは約2分間隔で選手交代が行われるので、韓国選手が出場できないことはないだろう」と釈明した。
しかし出場機会が保障されても呼吸を合わせていない単一チームの競技力低下は避けられないという指摘もある。この日、金起善(キム・ギソン)韓国党議員は「単一チーム構成の議論はあまりにも性急に行われた」と述べた。
1991年の卓球、ユースサッカー南北単一チームの場合、大会の2カ月前に合意して合同キャンプが行われた。それでも当時の単一チーム参加結果報告書は「1カ月間の合同練習は短かった。選手たちは精神的な負担感から成績を残せなかった」と評価した。都長官は「アイスホッケー連盟と選手に了解を求めて説明する過程を踏み、国民に説明する」と話した。
女子アイスホッケーの単一チームが構成されるかどうかは20日にスイスで開催される国際オリンピック委員会(IOC)会議で最終決定する。
統一部の白泰鉉(ベク・テヒョン)報道官はこの日の定例記者会見で「単一チーム構成は我々が北側に提案したが、まだ合意していない」とし「追加の議論が必要だ」と伝えた。
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