北朝鮮が来月9日に開幕する平昌(ピョンチャン)冬五輪とパラリンピックに500人前後の代表団を派遣する意向を明らかにしたと11日、複数の韓国政府当局者が伝えた。政府当局者は「南北高位級会談(9日)の途中で代表団規模に関する北側の言及があった」とし、「高位級代表団など400~500人を考えているという話をした」と伝えた。北朝鮮は代表団、選手団の他にも応援団、芸術団、参加団、テコンドー模範競技団、記者団などを派遣する予定だ。
これに伴い、政府と江原道(カンウォンド)は500人前後の北朝鮮代表団の移動方法と滞在先を検討中だ。現地の宿泊事情や移動経路などを把握し、北朝鮮と実務協議を行うためだ。政府は北側との実務協議を20日前に終わらせる方針だ。統一部当局者は「今月20日、スイス・ローザンヌで国際五輪委員会(IOC)と南北五輪関係者が北朝鮮選手団の規模を確定する」と明らかにした。実務協議後は北側の先発隊が現地で各種施設を見て回る計画だ。北朝鮮代表団の規模が500人前後に決まった場合、2002年釜山(プサン)アジア競技大会(650人)後の最大規模となる。しかし、今は国連と国際社会、韓国の独自制裁を考慮しなければならない状況だ。そのため、代表団が韓国に来る交通手段などは更に考慮しなければならない問題となった。
まず、高位級代表団は航空便を利用して西海岸(ソヘアン)直航路か北京を経由して訪韓する可能性が高い。そして、他の代表団は鉄道やバスを利用して西海または東海(日本名・日本海)の南北連結鉄道・道路を利用する方案が検討対象だ。高位級代表団の経費を北側が負担すれば制裁も避けることができる。
平壌(ピョンヤン)から襄陽(ヤンヤン)国際空港に韓国側が大型旅客機(2台)を提供する方案もあるが、北側は自国の国籍機である高麗航空に固執するものと予想される。崔文洵(チェ・ムンスン)江原道知事はクルーズ船舶を元山(ウォンサン)に送って代表団を乗せ、束草(ソクチョ)港に停泊させて宿舎としても活用する方案を希望している。しかし、北朝鮮の港に立ち寄った船舶の韓国入港は不可能だという制裁が問題だ。そのため陸上移動が最も現実的であると観測されている。
これに伴い、政府と江原道(カンウォンド)は500人前後の北朝鮮代表団の移動方法と滞在先を検討中だ。現地の宿泊事情や移動経路などを把握し、北朝鮮と実務協議を行うためだ。政府は北側との実務協議を20日前に終わらせる方針だ。統一部当局者は「今月20日、スイス・ローザンヌで国際五輪委員会(IOC)と南北五輪関係者が北朝鮮選手団の規模を確定する」と明らかにした。実務協議後は北側の先発隊が現地で各種施設を見て回る計画だ。北朝鮮代表団の規模が500人前後に決まった場合、2002年釜山(プサン)アジア競技大会(650人)後の最大規模となる。しかし、今は国連と国際社会、韓国の独自制裁を考慮しなければならない状況だ。そのため、代表団が韓国に来る交通手段などは更に考慮しなければならない問題となった。
まず、高位級代表団は航空便を利用して西海岸(ソヘアン)直航路か北京を経由して訪韓する可能性が高い。そして、他の代表団は鉄道やバスを利用して西海または東海(日本名・日本海)の南北連結鉄道・道路を利用する方案が検討対象だ。高位級代表団の経費を北側が負担すれば制裁も避けることができる。
平壌(ピョンヤン)から襄陽(ヤンヤン)国際空港に韓国側が大型旅客機(2台)を提供する方案もあるが、北側は自国の国籍機である高麗航空に固執するものと予想される。崔文洵(チェ・ムンスン)江原道知事はクルーズ船舶を元山(ウォンサン)に送って代表団を乗せ、束草(ソクチョ)港に停泊させて宿舎としても活用する方案を希望している。しかし、北朝鮮の港に立ち寄った船舶の韓国入港は不可能だという制裁が問題だ。そのため陸上移動が最も現実的であると観測されている。
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