アラブ首長国連邦(UAE)のカルドゥーン・アル・ムバラク・アブダビ行政庁長が8日午後、国会議長を表敬訪問した後、国会を離れている。
カルドゥーン庁長はこの日午前、ソウル光化門(クァンファムン)のフォーシーズンスホテルで白長官と朝食会を行った。
産業部関係者は「白長官とカルドゥーン庁長は韓国電力公社などがUAEに建てているバラカ原発事業を最後まで成功裏に終えたいと話した」と話した。特に、韓国が受注したバラカ原発4基中1号機が今年竣工を控えており、今後原発建設だけでなく運営も順調に進めたいと話したと産業部は伝えた。
白長官とカルドゥーン庁長はサウジアラビアが推進している原発建設事業に両国が共同進出する案について共感を交わした。サウジがUAEと近い近隣諸国なので韓国のUAE原発事業の経験を生かして共同で第3国への進出を模索しようとの趣旨だ。両国はすでにUAE原発受注当時、第3国共同進出の協力に関する了解覚書(MOU)を締結したことがある。
この他に朝食会では中東地域太陽光事業に両国が協力する案も論議したことが分かった。カルドゥーン庁長はUAE原電事業に対する不満や問題を提起していないと産業部側は話した。
カルドゥーン庁長はこの日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と任鍾ソク(イム・ジョンソク)室長を表敬訪問する予定だ。8日に訪韓したカルドゥーン庁長は丁世均(チョン・セギュン)国会議長、許昌秀(ホ・チャンス)GSグループ会長に会った後、崔泰源(チェ・テウォン)SK会長が主催した晩餐会に参加した。
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