この過程で最も目を引くのは文在寅-トランプ大統領の韓米首脳電話会談だ。文大統領が「米国の強力な立場堅持が南北対話につながるのに寄与した」と述べると、トランプ大統領は「米国は文大統領を100%支持する」と答えたという点は印象的だ。金委員長の「新年の辞」発表後、韓国が北朝鮮の欺まん戦術に巻き込まれて米国との同盟関係を蔑ろにするのではという心配が多かったからだ。我々は文大統領がトランプ大統領に明らかにした「南北対話の過程で米国と緊密に協議する。南北対話は北核問題解決に向けた米国と北の対話ムード醸成に役に立つ」という姿勢が堅持されるべきだと考える。強い韓米の連携だけが北朝鮮の離間策を克服し、我々の対北朝鮮交渉力を倍加させることができるからだ。
9日から文在寅政権に入って初めてとなる南北高官級会談が始まる。多くの敏感な問題を議論しなければいけない。開・閉会式の南北共同入場、単一チーム構成、北朝鮮代表団の入国経路はもちろん、参加費用支援が対北朝鮮制裁違反ではないかなど、深い議論が必要なことが少なくない。しかし我々はこうした問題と共に、今回の高官級会談が単に北朝鮮の五輪参加だけを議論する席でなく、南北関係改善の出口を開くきっかけになるべきだと信じる。幸いなのは、議題に関連して我々が「いくつかの相互関心事項について議論しよう」と述べたことに対し、北朝鮮も「平昌五輪参加をはじめとする南北関係改善問題」という意志を明らかにしてきたという点だ。
9日から文在寅政権に入って初めてとなる南北高官級会談が始まる。多くの敏感な問題を議論しなければいけない。開・閉会式の南北共同入場、単一チーム構成、北朝鮮代表団の入国経路はもちろん、参加費用支援が対北朝鮮制裁違反ではないかなど、深い議論が必要なことが少なくない。しかし我々はこうした問題と共に、今回の高官級会談が単に北朝鮮の五輪参加だけを議論する席でなく、南北関係改善の出口を開くきっかけになるべきだと信じる。幸いなのは、議題に関連して我々が「いくつかの相互関心事項について議論しよう」と述べたことに対し、北朝鮮も「平昌五輪参加をはじめとする南北関係改善問題」という意志を明らかにしてきたという点だ。
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