文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領(左)、李克強中国首相(右)
これに対し李首相は「経済・貿易部処間の疎通チャンネルが停止した状態であることをよく知っている」とし「今後チャンネルを再稼働し、疎通を強化できるだろう」と答えた。特に「その間中断していた両国間の協力事業が再稼働する可能性がある」とし「経済・貿易・エネルギー・保健などでMOU(了解覚書)を締結したが、より重要なのは後続事業の忠実な履行であり、多くの成果が得られることを望む」と述べた。李首相は「(THAAD問題に関連し)一部の韓国企業が困難に直面しているという点を知っている」とし「中韓関係が発展すれば韓国企業は多くの恩恵を受けるだろう」と話した。
文大統領は李首相に「2018年と2022年を両国の相互訪問の年に指定しよう」という提案もした。平昌(ピョンチャン)と北京で冬季オリンピック(五輪)が開催される年だ。これに対し李首相は「真摯に検討する」とし「韓国の冬季オリンピック組織の経験を中国が学ぶはずであり、この期間に多くの中国人が韓国を訪問し、競技を観戦し、観光もすることになるだろう」と述べた。
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